ブルーボトルコーヒー中目黒カフェ

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 スイス企業のネスレが、アメリカ・カリフォルニア州のオークランドに本社を置くコーヒーローストおよび小売業のブルーボトルコーヒー(Blue Bottle Coffee)を買収した。現地時間で9月14日、ネスレがブルーボトルコーヒーの大半の株式を取得したことを発表した。
 2002年に設立したブルーボトルコーヒーは現在、米国の主要都市や日本国内でスペシャルティコーヒーを提供するコーヒーショップを運営しており、品質が高い「サードウェーブコーヒー」の代表格として知られる。2016年末の店舗数は29店舗で、2017年末にはその2倍弱となる55店舗に広げる見通し。ネスレの傘下入りした後も、CEOをブライアン・ミーハン(Bryan Meehan)、チーフプロダクトオフィサーを創業者のジェームス・フリーマン(James Freeman)が務め、独自のビジネスを継続するという。アメリカ国内では2017年中にマイアミとボストンに進出する計画で、日本においては2018年春に京都に出店するなど展開を広げ、今年度の売上高は前年比70%増を見込む。
 独立企業の印象が強かったことから、コーヒーファンの間ではグローバルの大手企業による買収に驚きも声も上がっている。しかしブライアン・ミーハンは、ネスレを「親密なチーム」とし、「CEOとしての私の目標は、ブルーボトル・コーヒーの持続可能な未来を確保し、栄えていくことでした。ネスレと協力して、スペシャルティコーヒーのグローバルリーダーになるため長期的にアプローチできることを嬉しく思います」とコメントを発表している。