ニジェールの首都ニアメーで、泥水の中を歩く子ども(2017年9月11日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】西アフリカのニジェールで3か月にわたる豪雨で洪水の被害が拡大しており、6月以降、今月11日までに少なくとも50人が死亡、12万人近くが避難を余儀なくされている。国連人道問題調整室(OCHA)が14日、明らかにした。

 OCHAによると、特に大きな被害が出ているのは首都ニアメー(Niamey)で、南部ドッソ(Dosso)や西部ティラベリ(Tillaberi)、中南部のマラディ(Maradi)とザンデール(Zinder)でも影響が広がっている。

 これまでに住宅9000棟余りと学校31校に倒壊などの被害が出ており、復旧には長い時間を要するとみられる。また、牛およそ1万6000頭が死に、農地も約9000ヘクタールが壊滅的な損害を受けたことから、食料生産にも打撃となりそうだ。

 ニジェールは国土の4分の3が砂漠で、干ばつや大規模な洪水が原因の食糧不足にしばしば見舞われている。
【翻訳編集】AFPBB News