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アストン、「Stable」から「Positive」に

ムーディーズ・インベスターズ・サービスが、アストン マーティンの信用格付けを引き上げる決断を下した。

これは、上半期の大幅な業績改善を受けて決定されたもので

・業績見通しを「Stable(安定)」から「Positive(上昇傾向)」に

上方修正している。


実際にアストン マーティンの税引き前利益は、この1年で大幅に改善した。

今年度上半期:£2110万(31億円)黒字
昨年度上半期:£8230万(120億円)赤字

売上高も、前年同期からおよそ倍増している。
 

ムーディーズ「ラインナップの刷新が成功」

同社の継続的な変革の一環として、アストン マーティンは最近、2022年を満期とする£5億5000万の優先証券の引渡しを完了した。

利息は、期日が迫っている米ドル建てPIK債券10.25%および社債9.25%に対し、ドル・トランシェ6.50%、スターリング債5.75%と、かなり有利になっている。


ムーディーズは、アストン マーティンの格付けをB3からB2に修正。ムーディーズのシニア・バイスプレジデントでアストン マーティンの筆頭アナリストを務めるフォーク・フレイは、次のようにコメントしている。

「アストン マーティンの格付け上昇は、2016年第4四半期以降の、同社の予想を超える好業績を反映したものです。さらに、2016年の第4四半期と2017年6月にそれぞれ発売された新型DB11のV12およびV8バージョンが好調な売れ行きを示しているように、スポーツカー・ラインナップの刷新が成功を収め、2017年から2019年にかけて、同社が引き続き業績を大きく改善していくものと、ムーディーズは予想しています」
 

アストン「フラッグシップが好調」

アストン マーティンのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼最高財務責任者(CFO)を務めるマーク・ウィルソンは、ムーディーズの判断を歓迎して、次のように述べている。


「この格付け上昇は、改善しつつある弊社の財務状況と、強固な財務基盤を反映したものです。わたくし共は、フラッグシップモデルであるDB11の好調な売れ行きをベースに、売上高£8億3000万、利益£1億7500万という年間目標に向けて、引き続き努力を続けていく方針です」