ELで1時間開始遅れるハプニング 大迫所属のケルンファン大挙、警備員と衝突で騒然

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敵地アーセナル戦で約2万人のケルンサポーターが開門後に殺到、試合が遅れる事態に

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)が現地時間14日に開幕し、アーセナルは日本代表FW大迫勇也が所属するケルンに3-1で勝利した。

 しかし25年ぶりとなるヨーロッパ国際大会の出場となったケルンサポーターが大挙し、キックオフが1時間遅れるハプニングが起きたと英公共放送「BBC」が伝えている。

 試合は前半11分、ケルンFWジョン・コルドバに先制ゴールを許す展開となったが、後半に入るとアーセナルの攻撃力が爆発。同4分のDFセアド・コラシナツの同点ゴールを皮切りに、同22分には今夏マンチェスター・シティへの移籍が寸前で破談となったFWアレクシス・サンチェスが勝ち越し点をゲット。ケルンも同31分に大迫を投入し同点を狙ったが、その6分後にDFエクトル・ベジェリンの追加点によってホームチームが勝利を手にした。

 しかし、この試合が行われる前に起こった問題の方が現地で大きく取り上げられている。同局の報道によると、ケルン側にはエミレーツスタジアムに入場できるチケット数は2900人分しか割り当てられていなかったにもかかわらず、約2万人ものケルンサポーターがロンドン中心部へと流れ込む事態になった。そして、開門後にはチケットを持たない何千人ものサポーターが殺到し、ケルンファンと警備員の間で衝突が起きたという。

「何万人ものファンが危険に晒された」の声

 アーセナル広報担当者は「選手たちに緊張した様子はなく、遅延していても試合への準備をしていた。最善かつ最も安全な選択をした」と話しているものの、ヘルメットを装着した警備員、警察犬を連れた警察官がスタジアム内に入るなど、騒然とした状況だった。

 またファンの声として「現在、エミレーツ内には世界中の何千人ものドイツ人ファンがいて、恐ろしく緊迫した雰囲気になっている。とても幼い子供を含めて、何万人ものファンが危険に晒されていた」と紹介している。

 12日に開幕したUEFAチャンピオンズリーグでもファンが乱入し、フランス代表FWキリアン・ムバッペへのキック未遂、スパルタク・モスクワのファンがピッチ内に発煙筒を投げ込むなど愚行が続いているが、ELの舞台でもハプニングが起きてしまった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images