保育園で働いていたことがあるのだけど、当時はつねづね子どもの成長のはやさを感じていました。スクスク育っているのは、周りの大人たちからするととっても幸せなこと。しかし、ママたちからよく聞いていたのは、「買っても買ってもすぐにサイズが変わるんだから!」っていう嬉しさも混じった言葉。

着ることができなくなったからってすぐに手放すのは、もったいないし、ちょっと名残惜しいのかもしれない。そこで、生後4ヶ月から3歳まで着ることができる子ども服を紹介しましょう。

引っ張るだけでサイズUP

PETIT PLI」は、世界有数の芸術大学ロイヤル・カレッジ・オブ・アートの卒業生Ryan Mario Yasinによるデザイン。子どもが大きくなるにつれて服も「成長」するように、全体にプリーツ加工を施した伸縮性のある生地を開発したのです。

子どもたちが、「アスリート」のようにいつも激しい運動をしているところにも注目した彼。研究を重ねた結果、長期間耐えうることのできる耐久性にも自信があるとのこと。特許申請中のため素材の詳しい説明はできないそうですが、何度も実験を繰り返した結果「ヒダ」の強度を持続させることができたといいます。

防水・防風加工もしてあるため、自宅での洗濯も問題なくできる。形が崩れにくい作りとなっているので、アイロンがけも必要ないはず。

これには、嬉しくて声を上げるママやパパも多いんじゃないかな。

慶應義塾大学に通っていたこともあるRyan。その時、和紙や漆など日本の文化を学ぶ機会があり、伝統技法つまみ細工(ひだ寄せつまみ)に刺激を受けたことが、PETIT PLIを生み出すキッカケとなったそう。

服を長く着ることで
ゴミの「減少」に繋がる

発達途中の子どもたちが、服を長く着ることでゴミの削減にも繋がるとRyanは考えています。これは、移り変わりの激しいファッション業界のムダを減らしたいという気持ちから思いついたことらしい。

個人的には、「モノを大切にする」気持ちも一緒に育つ良い機会になるんじゃないかと。販売は未定のようだけど、これからも世界に必要とされる子ども服のデザインを考えていくとRyanは断言してます。

Licensed material used with permission by Ryan Mario Yasin,@petit.pl,@ryanmarioyasin