【ロンドン=岡部伸】訪英中のティラーソン米国務長官は14日、ロンドンで、メイ英首相と会談、北朝鮮情勢などについて意見交換した。

 北朝鮮の核ミサイル開発は「(国際社会を)不安定化させる」として、「金正恩(キム・ジョンウン)政権に圧力をかけ続けるため、国際社会が団結して取り組むことが重要」との認識で一致した。

 ティラーソン氏は、ジョンソン英外相とも会談した。記者会見で、北朝鮮への圧力強化のため、中国が積極的に石油の全面禁輸に踏み切ることへの期待感を示した。中国が石油禁輸の独自制裁を科すことで、北朝鮮が核ミサイル開発を放棄して交渉に応じることを望むと述べた。

 また国連安全保障理事会が11日に採択した対北朝鮮制裁決議について、「私たちはより強力な決議を望んでいた」とした。「事実上、北朝鮮に全ての石油を供給する中国に懸かっている」と述べ、中国に積極的に制裁に加わるよう求めた。