CL退席処分のセビージャ監督が衝撃の言い訳 子供じみた遅延行為を“紳士的”と強弁し波紋

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CLリバプール戦、ペリッソ監督が相手選手にボールを渡すふりをして横にポイ投げ

 セビージャはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ初戦の敵地リバプール戦で劣勢のなか、2-2ドローに終わったが、エドゥアルド・ベリッソ監督が遅延行為を繰り返し、退席処分を言い渡された。

 その後、衝撃の言い訳を展開し、波紋を広げている。

 苦闘の末にもぎ取った勝ち点1だった。前半5分にFWベン・ヤデルの先制点でリードしたセビージャだが、前半のうちにリバプールFWフィルミーノ、サラーに連続ゴールを奪われ、逆転を許した。フィルミーノのPK失敗という幸運にも恵まれ、後半27分のコレアのゴールで辛うじてセビージャが同点に追いついた。

 この試合でベリッソ監督は遅延行為で退席処分となっている。1-2とリードされた後半6分、タッチライン際に飛んできたボールをキャッチした指揮官は、歩み寄ってきた相手DFゴメスに渡すフェイントをかけた瞬間、横にポイと投げ捨てた。

 前半にもリバプールの選手にボールを渡すふりした挙句、ポイ捨てした指揮官は子供じみた遅延行為で注意を受けていたが、今回は退席処分を言い渡された。英紙「インディペンデント」はベリッソ監督の言い訳を紹介している。

「前半は我々がリードしていたし、リバプールはカウンター攻撃を仕掛けようとしていた。私は間違った行為をした。そして確かにボールを投げた。チームのために時間稼ぎをしようとした。これはミスだと認める」

前半の遅延行為を謝罪も驚きの釈明

 指揮官は前半の遅延行為を謝罪した一方、次のように驚きの釈明している。

「しかしながら、後半は同じような事象が起きたが、我々は負けていた。それでも、私はボールを投げ捨てることを決めた。前半に行った行為の穴埋めをしようとしたんだ。あれは間違っていたと理解している。私はスポーツマンシップを遵守しようとした」と力説。退席処分の引き金となったバスケットボールのノールックパスのような遅延行為が、実は紳士的行為と強弁している。

「私はリバプールの監督に説明した。彼は理解したが、唯一理解しなかったのはレフェリーだ」

 ベリッソ監督はこう語ったという。昨季までセルタを率いたベリッソ監督だが、CL初舞台での子供じみた行為により悪名を轟かせることになった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images