13日、台湾・聯合新聞網は、「なぜ日本に行きたがるのか?」と題する記事を掲載。台湾人が日本旅行に出かける本当の理由について、ネットユーザーの見解をまとめている。写真は台湾桃園国際空港。

写真拡大

2017年9月13日、台湾・聯合新聞網は、「なぜ日本に行きたがるのか?」と題する記事を掲載。台湾人が日本旅行に出かける本当の理由について、ネットユーザーの見解をまとめている。

【その他の写真】

先日、観光庁が発表した資料によると、2016年の訪日客の消費額が最も高かったのが中国の1兆4754億円。それに続いたのが台湾の5245億円だった。

こうした状況を受け、記事はある台湾ネットユーザーの声を紹介。それは、「実際、みんなお金がないし、仕事を休めないから(旅費が)安い日本に行ってるだけなんでしょ?ヨーロッパやアメリカなんかに行ったら半月はかかるし、費用も20万台湾ドル(約70万円)はかかるから」というもの。

これに対して、別のユーザーは「台湾人が欧米に旅行に行かないのは金銭面が理由だとは限らない」と否定。ヨーロッパに28日間行って8万台湾ドル(約30万円)かかったものの、9日間で4万台湾ドル(約15万円)の日本だって安くはないと訴えた。このユーザーは仕事上、長期休暇が取れるといい、「(一般的に)仕事を休めないから遠方に行けない」という点には同意しているようだ。

また別のユーザーも「日本は飛行機で2〜3時間。欧米は普通10時間くらいかかる。行くだけで1日が終わる。ろくに遊べずに台湾に帰って来る。サラリーマンはそんなに長く休めないんだよ」と主張したという。

記事によると、このやり取りには多くのネットユーザーが賛同を示し、「問題はカネじゃなくヒマがないこと」「確かに日本は近くて、何日も休みを取らなくても行けるからな」「(日本に行くのは)近くて、休みを取らなくてよくて、商品の品質がいいから」「欧米なんて少なくとも10日は有給取らないと行けない」「台湾には休みが少なすぎるんだよ。行けるのは東アジアか、せいぜい東南アジア」「休みを取ること自体、難しい」といったコメントを寄せているという。

記事は、「台湾人はヨーロッパ旅行は『高い』と言うが、実際はこれは時間的なコストの高さを差していて、必ずしも金銭的に高いという意味ではない」としている。台湾は日本より年平均4日ほど休日が少ないという報道もある。日本でも仕事が忙しくてなかなか有給休暇を消化できないという人が多いが、台湾人も同じなのかもしれない。(翻訳・編集/北田)