ダイソーの5本100円アルカリ乾電池シリーズのひとつ『ALKALINE new』がいつのまにか微妙にリニューアルされていました。デザインが変化しているんですよね。かつては全身ホワイトだったカラーが、天地部分はゴールドカラーに。

ということは中身(性能)にも変化があったり? 安いだけで十分じゃないの……と思いつつも、型番も変更されているので、念のため性能をガチ検証してみました。

検証|ハンダマスターかしま

ダイソー|ALKALINE new 単3形|108円 / 5本

皮むきチェック

電池の被覆を剥がして、マイナス側のかしめ加工と、ガス抜き穴の形状をチェック。 加工形状が同じであれば、製造会社が同系列であることがわかる。

放電試験

終止電圧0.9Vになるまでの放電グラフ(2回のテスト中、好結果の数値を採用)。サンプルデータは「金パナ」(パナソニック)のもの。試験環境は以下のとおり。

本検証における放電試験の装置。放電完了とみなす終止電圧(電池の寿命となる電圧)はアルカリ乾電池などの一次電池の場合は0.9V。2.2Ωのセメント抵抗を電池につなげ、両端の電圧をデーターロガーで計測。終止電圧が0.9Vになるまでの時間を計測した。

検証結果まとめブランド ダイソー製造 不明販売 大創産業製造国 中国型番 K-17P-80価格 108円 / 5本コスパ1本あたり 21.6円1Ahあたり 15.5円実測容量 1,394mAh60分後電圧 1.07V
※高電圧を維持できているかをテスト0.9V終始時間 177分39秒
※持続時間をテスト製造年月 2017年5月(期限5年)他製品との比較(1Ahあたりの単価)

総合評価 ★★★☆☆

結論からいえば、ダイソー製『ALKALINE new』(K-17P-80)は値段相応のアルカリ乾電池だろう。

今回検証した『ALKALINE new』のテスト結果は、実測容量は1,394mAh、60分後電圧は1.07V、0.9V終始時間は177分39秒。好結果ではないが、1本21.6円という単価を考えれば、値段相応の性能というところだろう。デザイン変更前に検証したモデル(K-15P-80)との比較では、わずかに下回る結果となっている。

ただし、ダイソーでアルカリ乾電池を買う場合、『ALKALINE new』はおすすめできない。過去に検証した「DAISO&S」が望外の良結果を出しているため、あえて『ALKALINE new』を推す理由がないのだ。もちろん、「DAISO&S」についてはたまたま大当たりのロットを引いたという可能性も考えられるが……。

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本検証では液漏れなどの耐久性能はテストしていない。液漏れリスクは保管状態・環境によって変わるが、日本製のほうが安心という意見もある。液漏れ対策としては、未使用品なら適温(10〜25℃)で換気のよい場所に保管(高温多湿は避ける)、使用品なら長期間使用しない機器からは取り外して過放電を防ぐなどの注意が必要だ。

※本企画の検証結果はすべての商品で同様の結果を保証するものではありません。個体差等により結果が異なる可能性を踏まえたうえで、購入する際の一材料として参考にしていただければと思います。また分解等の検証は専門知識を持つ者が行なっております。真似しないようご注意ください。