CLでまたしてもファンが暴走 主審目がけて発煙筒を「レーザービーム」のように“発射”

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マリボル対スパルタク・モスクワ戦、発煙筒が投げ込まれて試合が中断

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で、またしてもファンが暴れる“事件”が起きた。

 13日に行われたグループステージ第1節NKマリボル対スパルタク・モスクワの試合途中に、スパルタクのファンがピッチの主審に向けて発煙筒を投げ込んだと英紙「ガーディアン」などが伝えている。

 試合は後半14分にスパルタクがロシア代表MFアレクサンデル・サメドフのゴールで先制したが、後半40分にスロベニア代表MFダムヤン・ボハルの同点ゴールで1-1の引き分けに終わった。とはいえ、敵地で勝ち点1を確保するという最低限の結果を手にしたが、ファンが思わぬ方向にヒートアップしていた。

 それはサメドフの先制ゴール直後のこと。ゴール裏に陣取っていたスパルタクのサポーターは試合中から発煙筒を焚くなど盛り上がっていたが、興奮したサポーターの1人がピッチの中に発煙筒を投げ込んだという。

 その発煙筒はまるで“レーザービーム”のようなライナー性の軌道で鋭く飛んでいき、センターサークル上でキックオフの笛を吹こうとしていたデニズ・アイテキン主審にニアミスしてピッチの芝の上へと転がった。これによって試合が中断する事態となった。

先日のPSG戦ではファンがピッチに乱入

 スパルタクのファンは、人種差別的なスローガンを示した横断幕を掲げたり、2015年4月のリーグ戦で暴力沙汰を起こすなど過去にも暴挙に出ていると同紙は伝えている。現地時間12日に行なわれたセルティック対パリ・サンジェルマン戦でも、セルティックサポーターが0-3で終えた前半終了直後にピッチに乱入。鳴り物入りで加入したフランス代表FWキリアン・ムバッペに向かってキックを見舞おうと行動に出ていた。

 来年のロシア・ワールドカップに向けてサポーターの暴力行為が懸念される中で、CLでファンの暴走が度重なっている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真(※写真はイメージです) photo by Getty Images