FWアレクシス・サンチェスのスーパーミドルでアーセナルが逆転

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[9.14 ELグループリーグ第1節 アーセナル3-1ケルン]

 ヨーロッパリーグ(EL)のグループリーグ第1節が14日に行われ、H組では日本代表FW大迫勇也の所属するケルンが敵地でアーセナルと対戦し、1-3で逆転負けを喫した。ベンチスタートとなった大迫は1-2の後半31分から途中出場も、ELデビューを白星で飾れなかった。

 試合はセキュリティーの問題で予定時刻より1時間キックオフが遅れ、現地時間21時5分にスタート。19年ぶりにチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃したアーセナルが立ち上がりはボールを保持したが、25年ぶりに欧州カップ戦出場となったケルンが先手を取った。

 MFレオナルド・ビッテンコートがDFラインの裏に入れたパスに抜け出したGKダビド・オスピナがこれを弾き出すと、こぼれ球をおさめたFWジョン・コルドバが左約35mの位置から振り向きざまに右足を一閃。前に出ていたGKの頭上を抜く技ありシュートでネットを揺らし、先制に成功した。

 1点ビハインドとなったアーセナルは前半20分、DFエクトル・ベジェリンの右クロスをFWオリビエ・ジルが高い打点からヘッドで合わせたが、GKが落ち着いてセーブ。アーセナルはケルンの組織的な守備を崩せず、逆に鋭いカウンターからチャンスをつくられる展開が続き、前半終了時にはアーセナルサポーターからブーイングが飛んだ。

 0-1で折り返した後半開始と同時にアーセナルはDFロブ・ホールディングを下げてDFセアド・コラシナツを投入。3バックから4バックに変更して反撃に出ると、この采配が的中。後半4分、FWセオ・ウォルコットのパスは相手のブロックに阻まれたが、こぼれ球に反応したコラシナツが左45度の位置から左足ボレーで叩き込み、試合を振り出しに戻した。

 ケルンも素早い攻守の切り替えから押し返し、後半16分にMFミロシュ・ヨイッチがミドルシュート。一進一退の攻防が続いたが、アーセナルは後半22分、FWアレクシス・サンチェスが左サイドから守備網の間をカットインし、4人をかわして左足でスーパーミドルを突き刺した。

 苦しみながらもサンチェスの個人技で逆転に成功したアーセナル。ケルンは後半27分にカウンターからコルドバがドリブルで長距離を運んでシュートを放ったが、GKがセーブ。すると後半31分、大迫がピッチに投入され、記念すべきELデビュー。しかし、スコアを動かしたのはアーセナルだった。

 後半37分、ウォルコットが放ったシュートはGKがストップしたが、こぼれ球をベジェリンが右足で押し込み、勝利を決定づける3点目。ケルンも最後の反攻に出るが、大迫からコルドバへのスルーパスは通らず、見せ場はなかった。ブンデスリーガ開幕3連敗で最下位に低迷するケルンは逆転負けを喫し、公式戦4連敗となった。

 第2節は28日に開催され、ケルンはホームでレッドスター(セルビア)、アーセナルは敵地でBATE(ベラルーシ)と対戦する。


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