財政難解消の一助にしようと、柏原市は冨宅正浩市長(41)が、公用車として利用していたトヨタの黒塗り高級セダン「クラウン」をインターネットオークションに出品している。

 2月に初当選した冨宅市長が掲げる「次世代にツケを回さない安定した市政運営」の一環。予定価格は108万円以上で、最高値をつけた人が落札できる。

 大手検索サイト「ヤフー」の官公庁オークションを活用。希望者は9月21日午後2時までにインターネット上で仮申し込みを行ったうえで、市に必要な書類を提出する。入札期間は10月5日午後1時から同月12日午後1時まで。個人や法人を問わず参加できる。

 出品されているのは平成23年式クラウン「ロイヤルサルーン」の黒塗りタイプ(オートマチック車)。市によると、走行距離は約1万4500キロで、状態は良好という。

 冨宅市長はこの車をすでに利用しておらず、行政委員会委員らの送迎に使っている車を市長公用車としている。冨宅市長は「財政危機からの脱却を目指し、1円でも多くの歳入を確保します」としている。問い合わせは市契約検査課(電)072・972・1730。