「でりしゃす六供店」は県道11号前橋玉村線に面し、店の裏には住宅街が広がる。

 店頭には13日から休業を知らせる紙が貼られ、窓のブラインドが下りて入り口がブルーシートで目隠しされ、14日も店内の様子はうかがえなかった。

 近くを通ったついでに店を見に来たという50代の男性は「文面に謝罪が感じられない。仕事先でも総菜の衛生問題が話題になっている」と話した。

 忙しい時に同店で総菜を買っていたという30代の主婦は「グラム単位で売っていて、スーパーなどよりは割高でも、煮物や煮魚などに手作り感があって味は良かった。駐車場も広く車で寄りやすかった」と休業が残念そうだった。

 時々同店を利用していたという80代の女性は「8月の事件発覚後、嫁に行った娘から、『しっかり手を洗ってから調理するように』ときつく言われている。1人暮らしの私の衛生のことが心配になるんだ、と思った」と日常生活にも影響を及ぼしていることを話した。

 また、幼児を連れた30代の女性は、「何回か利用しています。詳しいことは分かりませんが、やはり食中毒は怖いです」と表情を曇らせていた。