がん患者や家族、支援者らが24時間歩き続け、がん征圧を目指して支援するチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ2017とちぎ」が16日正午〜17日正午、壬生町総合公園陸上競技場(壬生町国谷)で開かれる。

 がん患者をサポートする方法として実行委事務局長の磯直樹さん(50)が賛同者を呼びかけ、平成24年に実行委員会を立ち上げて始め、毎年開催。医療や福祉、行政など多様な分野の仲間たちが、がん体験者とその家族と共に実行委員として参加している。

 チームを組んで夜通し歩くイベントを中心に、啓発トークショーやパネル展示、歌や踊りのステージなどを開催。がん患者を含めた約900人の参加者が交流し、情報交換の場となっている。

 「リレー・フォー・ライフ」は1985年、米シアトルで外科医が「がん患者は24時間闘っている」というメッセージを掲げ、24時間走り続けて寄付を募ったのが始まり。現在、約30カ国6千カ所で開催、年間470億円の寄付が集まる。日本では平成18年、茨城県つくば市でスタートし、昨年は全国49カ所で開催された。

 県内6回目の開催で、今回は48チームがエントリー。夕方には、メッセージが書かれた白い袋に発光ダイオード(LED)ライトを入れて点灯。夜通し照らし続ける「ルミナリエ」として、亡くなった人をしのび、がんに向き合っている人をたたえる。当日参加できない人や思いを伝えたい人ら3千人を超える申し込みがあり、全国の同イベントの中でも規模は大きい。イベントに先駆け、病院やコンビニエンスストア、飲食店などに募金箱を設置。寄付金は日本対がん協会に寄付し、医師の育成やがんホットライン運営、新薬開発などに当てられる。

 参加費は1人1千円。問い合わせは磯さん(電)090・4201・7144。(松沢真美)