あっという間にミラン愛が芽生えたというボヌッチ(右)は、その新天地で偉大な先達ピルロ(左)のような輝かしい実績を残せるのか。(C)Getty Images

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≪注目コメント≫
「愛というのはあっという間に芽生えるか、ずっと芽生えないかだ」
発言者:レオナルド・ボヌッチ(ミラン/イタリア代表)

 ユベントスの堅守を支えてきたCBの名手が、今夏にミランへの移籍を決めた理由のひとつは「愛」だそう。ただ、11〜12年前には、本人もいまの気持ちを想像できなかったはずだ。なにしろ当時は同じ都市のライバルクラブに所属していたのだから。いや、彼の言葉を借りるなら、そのインテルへの愛がそもそも芽生えていなかった?

≪ボヌッチに捧げる“金言”≫
「イタリアの3大クラブでプレーする幸運に恵まれた。そのキャリアに後悔はない」
発言者:アンドレア・ピルロ(ニューヨーク・シティ/元イタリア代表)

 ユベンティーノに加え、一部のインテリスタからも今夏の移籍を“背信行為”と捉えられているボヌッチにとって、自身と同じくイタリアの3大クラブを渡り歩いた先人の言葉は胸に響くものがあるはず。偉大なるレジスタと同じようにミランに栄光をもたらし、心の中に芽生えた愛を形にしたいところだ。

文:遠藤孝輔

※ワールドサッカーダイジェスト2017.09.21号より加筆・修正