「ジーユー横浜港北ノースポート・モール店」に来店した中条あやみ

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 「ジーユー(GU)」が9月15日にオープンするブランド初の超大型店「ジーユー横浜港北ノースポート・モール店」の店内を公開した。これまで「ガウチョ」や「スカンツ」などのキーワードでトレンドを打ち出し、アイテムごとに訴求してきたGUだが、新店舗では最新のテクノロジー技術を採用し、トータルコーディネートでの提案を強化。オープン前日の14日に行われたメディア向け内覧会には女優の中条あやみが登場し"最先端の買い物"を体験した。
 売り場面積約2,710平方メートルとなる超大型店舗で取り扱う商品数は、標準店の約2倍。これまでは単品陳列の売り場が中心だったが、新店舗はテーマごとにセクションが分けられ、複数のショップがワンフロアに集まったかのような構成となっている。標準店の10倍以上となる200体のマネキンを用意し、各テーマごとに複数のスタイリングを提案する。
 ジーユーは今年9月、「トレンドアイテム購入時の決め手」について女性1万人を対象にネット調査を実施。「自分の持っているアイテムとの着まわしバリエーションの多さ」や「一般の方の着こなしを見て(の購入)」が多くの女性にとって購入の決め手となっていることがわかったという。新店舗では、店頭に並んだ商品の具体的な着用イメージの提案や一般客の意見を参照しながら買い物ができる仕組みを用意。同店で初導入された鏡「オシャレナビ・ミラー」とショッピングカート「オシャレナビ・カート」では、タグをかざすと瞬時に商品を特定し、在庫やサイズといった商品情報に加えて、モデルを起用した着用ルックのほか、GUアプリ内コンテンツ「GU Share」に投稿された一般ユーザーによる着用写真や商品レビューがアイテムごとに閲覧できる。このほか、「オシャレナビ・カート」を手に店内を歩くとビーコンが反応し、各売り場のおすすめ商品やプロのスタイリストによるコーディネート情報がモニター上に表示される。同店で提案しているスタイルは、マネキンとデジタル合わせて1,000以上。購入後の商品着用イメージがしやすい工夫が用意された。
 新店舗は、スタッフによる接客サービスや、商品やブランドの世界観に触れることができる「実店舗のメリット」と、商品に関する豊富な品揃えと情報量、そしてどこでも簡単に購入できる利便性の高さといった「ECのメリット」を融合した"実店舗×EC"型店舗として展開。ジーユーの柚木社長は「お客様に店舗とECの両方を利用してもらう機会に繋げることで年間購買額は確実に上がる。1人でも多くの人にECを利用してもらい、EC化率を30%まで引き上げたい」と話した。また、デジタル化による人員削減は行わず「単純作業を減らす代わりに、付加価値の高い仕事の比率を増やしていきたい」とする。初となる超大型店舗については来店客の反応を見つつ、他エリアでの展開を検討する。
 ジーユーのCMにも出演している中条あやみは、カートやミラーを体験し、「(購入者の)レビューなどリアルな声を見ながらお買い物できるのは嬉しい。近未来のようなお店で、探検したくなる」とアピールした。