外観

写真拡大

 パルコが11月4日、上野御徒町エリアに開業する複合ビル「上野フロンティアタワー」1階〜6階に、新しい屋号の商業施設「パルコヤ(PARCO_ya)」をオープンする。PARCOとして東京23区内に新店舗を出店するのは1973年の「渋谷PARCO」オープン以来44年ぶり。「ちょっと上の、おとなの、パルコ。」をキャッチコピーに掲げ、30〜50代の団塊ジュニア世代など新しい客層の獲得を目指す。
 新規出店するパルコヤの1階には「ディーン&デルーカ カフェ」や、料理の鉄人として著名な黒木氏が手掛ける日本料理屋「くろぎ」の新業態「廚 otona くろぎ」が出店。「廚 otona くろぎ」の内装は建築家の隈研吾が設計し深夜2時までのバー営業も行う予定。2階〜5階はファッションと雑貨をテーマに「ディーゼル(DIESEL)」や「セオリー(Theory)」「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」など、メンズ・ウィメンズブランドをそろえる。また各フロアには、カフェを配置するなどコミュニケーションの場を配置。3階・6階は松坂屋上野店本館と連絡通路で繋がり、6階のレストランフロア「口福回廊(こうふくかいろう)」では、「うえの やぶそば」、「上野 焼肉 陽山道」など地元で愛される人気店舗が初めてビルイン出店する。
 meet Inc.代表のコピーライター小藥元がネーミングした屋号「パルコヤ」の「ya」は、「yet another=もうひとつの」の略で、もう一つの新しいパルコという思いを込めた。また花火や祭りの際の威勢のいい掛け声「○○ヤ〜!」や、老舗を連想させる「○○屋」など様々角度から意味を表現している。ロゴデザインはれもんらいふ代表の千原徹也が手掛けた。
 大丸松坂屋百貨店が開業する「上野フロンティアタワー」は「パルコヤ」のほかに、松坂屋上野店、TOHOシネマズ上野、オフィスが入居。J. フロントリテイリングが進める、店舗を核に地域の成長を目指す「アーバンドミナント戦略」に基づき、68テナントの約8割となる52店舗が上野御徒町エリア初出店だが地元ゆかりの企業11社も導入するなど地域との親和性も重視した。年間テナント取扱高60億円を目指す。