先発としてピッチに立ちながらもノーインパクトに終わったイグアイン。そんなストライカーを伊メディアが酷評した。 (C) Getty Images

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 ユベントスは現地時間9月12日、チャンピオンズ・リーグ(CL)開幕節でバルセロナに0-3と手痛い黒星を喫した。イタリア・メディアは、無得点のまま試合終盤に交代を命じられたゴンサロ・イグアインを酷評している。
 
 セリエAでは開幕から3試合で2得点・1アシストを記録しているイグアイン。だが、バルセロナ戦では精彩を欠くパフォーマンスでインパクトを残せず、87分に17歳のファブリツィオ・カリガーラとの交代でベンチに退いた。
 
 試合翌日のイタリア主要紙は、戦犯の一人としてこぞってイグアインの名前を挙げた。『コッリエレ・デッロ・スポルト』紙は13日の電子版で、「イグアインがメディアの標的に」と、多くのメディアでアルゼンチン代表FWがワーストプレーヤーに選ばれたことを伝えている。
 
 そのコッリエレ・デッロ・スポルト紙も採点ではイグアインに4.5を付け、「周囲の動きにリンクせず孤立し、無駄にボールを待ち続けた」と厳しい評価を下した。
 
 同じ三大スポーツ紙では、『トゥットスポルト』紙と『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙も採点は4とさらに酷評。後者は、「バルセロナ相手に20試合で3ゴール。悪夢だ」と、キャリアを通してバルサに苦心しているイグアインをこき下ろした。
 
 バルセロナ戦でイグアインが不振だと強調したのは、ガゼッタ・デッロ・スポルト紙だけではない。採点4.5の『ラ・スタンパ』紙は、「呪いは続く。得点できず、ファイトしていない」、採点4の『コッリエレ・デッラ・セーラ』紙も「カンプ・ノウは彼にとって魔女の家」と断じている。
 
 同じく4という評価を下した『レプッブリカ』紙に至っては、「CLではしばしば平凡なストライカーになる。そうでなければ、今ごろはまだレアル・マドリーにいただろう」と言及している。
 
 では、不調の原因は何なのか? 『イル・レスト・デル・カルリーノ』紙は、「調整の出遅れにまだ苦しんでいる。本当のピピータ(イグアインの愛称)は別物だ」と、コンディションの悪さを指摘した。
 
 一方でマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、試合後に「彼はもっと落ち着くべきだ」と発言しており、コッリエレ・デッロ・スポルト紙は「コンディションだけの問題ではない」と指摘している。
 
 昨シーズンのCL準決勝では、モナコとの第1レグで2得点を挙げ、「大舞台に弱い」というレッテルを覆したかに思われたイグアイン。だが、レアル・マドリーに敗れた決勝や、今シーズンのCL開幕戦でも活躍できなかったことで、再びそのレッテルが貼られつつあるようだ。
 
 9月上旬に行なわれたワールドカップ予選では、アルゼンチン代表からも外れたイグアインは、この苦境を乗り越えて周囲を黙らせることができるだろうか。