【モスクワ時事】ロシアとベラルーシの大規模軍事演習「ザーパド2017」が14日、バルト海に面したロシアの飛び地カリーニングラードやベラルーシなどで始まった。14年のウクライナ危機以降、ロシアとの間で緊張が高まる東欧やバルト3国近くでの大規模演習に北大西洋条約機構(NATO)は警戒を強めている。

 ロシアは、参加兵士は約1万2700人で、テロ集団の排除などを想定した「極めて防衛的な演習」と説明した。しかし、ロイター通信によると、ドイツのフォンデアライエン国防相は7日、演習には「10万人以上が参加する」と指摘。バルト3国からも「平静でいるというわけにはいかない。近くに大規模な外国部隊が集結している」(リトアニアのカロブリス国防相)と懸念する声が出ている。