(写真=『チャンネルAニュース』のキャプチャ)インタビューに答えるパク・ギュリム

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数あるスキー種目の中でも、特に華やかな競技と言えば、選手がダイナミックに空を飛ぶスキージャンプだろう。

平昌五輪の開幕を間近に控える現在、日本では高梨沙羅の活躍に関心が集まっているが、韓国にも、大注目されている女子選手がいる。

パク・ギュリムがその人だ。

韓国女子スキージャンプ史上初の快挙

彼女はスキージャンプの女子選手として唯一、平昌五輪の韓国代表に選出されている注目株だ。

さらに言えば、彼女は今回、韓国の女子スキージャンプ史上初めて五輪の出場権を勝ち取った選手でもある。

その実績について韓国では、韓国女子スキージャンプが一段階飛躍するきっかけを作ったと評価されている。

それだけに彼女に対する期待も大きく、平昌五輪の聖火ランナーにも抜擢されているほどだ。
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スキージャンプを始めたきっかけ

1999年2月27日生まれの18歳。

スキージャンプを始めたのは、スキージャンプに挑む青年たちの姿を描いた韓国映画『国家代表!?』を観たことだったという。

何かに引き寄せられるように魅了されてしまったらしく、彼女は「魔法にかけられたような瞬間だった」と振り返っている。

そんな彼女は現在、五輪の舞台となる平昌の高校に通っている。

もともとはソウルで生活していたが、スキージャンプをするために一念発起し、単身で平昌に移り住んだのだそうだ。

彼女のスキージャンプにかける情熱が伝わってくるエピソードだと言えるが、スキージャンプ韓国代表コーチのキム・ハクスも、彼女をこう評価している。

「本当に一生懸命に練習する選手です。これから、すばらしい選手になると思います」

高梨沙羅に挑戦状を叩きつけた!?

そうして今回、パク・ギュリムは夢であったという五輪出場を叶えたわけだが、彼女にはさらなる目標があるらしい。

韓国メディア『チャンネルAニュース』のインタビューに対して、彼女は次のように話している。

「もっと実力を高めたいです。五輪で3位以内に入ることが私の目標です」

メダル圏内を狙うという発言は、絶対王者・高梨沙羅に挑戦状を叩きつけたと見ることもできるだろう。

果たして平昌五輪で、その目標は達成されるだろうか。

自国で行われる五輪で、韓国女子スキージャンプ史上初のメダルを、開催地に暮らす女子高校生が勝ち取る。

そんな映画のようなシーンを、平昌五輪で見られることを期待したい。

(文=李 仁守)