プレミアリーグでは3年連続20ゴールをマークし、2年連続の得点王となっているケイン。イングランド代表でもエースに君臨している。 (C) Getty Images

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 トッテナムに所属するイングランド代表FWのハリー・ケインは、現地時間9月13日にドルトムントとのチャンピオンズ・リーグ(CL)開幕節で2ゴールをマーク。チームを3-1の勝利に導いた。
 
 本人も「苦手なんだ」と語っていた8月には不振が騒がれていたが、9月に入ってからは好調だ。8月13日のプレミアリーグ開幕から3試合無得点だったケインだが、9月9日のエバートン戦(プレミア4節)、そして、ドルトムント戦と、公式戦2試合連続で2ゴールをマーク。4得点・1アシストとチーム総得点(6)のほぼすべてのゴールに絡んでいる。
 
 データサイト『Opta』によると、CLで3試合連続ゴールを果たしたイングランドの選手は、2010年のウェイン・ルーニー以来だという。また、英国メディア『BBC』は、ここ数か月のケインがクラブとイングランド代表で22試合・30得点と、驚異的なペースでゴールを量産していると伝えた。
 
 2014-15シーズンにブレイクし、2年連続でプレミアリーグ得点王に輝いた現在24歳のケインは、真のワールドクラスとしてバロンドールを狙えるだけのストライカーになったのだろうか。
 
 元イングランド代表DFのフィル・ネビル氏は、BBCで「ロベルト・レバンドフスキのような最高級のワールドクラスになるために、トッテナムを離れることもできたはずだ。トッテナムが国内トップ4レベルに留まるようでは良くないだろう」と、移籍を検討すべきという見解を示している。
 
「ケインはバロンドールやCL優勝を目指すべきだと思う。トッテナムがずっと『あと少し』のチームなら、彼はレアル・マドリーやバルセロナへの移籍を望むだろうね。そのレベルにたどり着くまでは、ずっとケインに対する懐疑的な目が向けられる」
 
 一方で、トッテナムでもケインがさらに飛躍できると考えるサポーターも少なくない。「ケインはバロンドールを獲得できるか」というBBCのアンケートでは、36%が「トッテナムでも可能」と回答。「不可能」の33%と「可能だが移籍すべき」の30%を上回った。
 
 昨今はマンチェスター・Uやリバプールなどビッグクラブからの関心の噂が絶えないケイン。今夏は、「今ここを出るなんて馬鹿げている」とチームに残留したが、このままトッテナムでトップストライカーを目指すのだろうか?