2017年9月12日から18日までの7日間、新宿・歌舞伎町の大久保公園がニンニクの楽園に変貌している。3回目を迎えるニンニク料理にフォーカスしたイベント「シン・ガーリックパラダイス」が、期間限定で開催されているのだ。多彩なジャンルからなる10店舗が、ニンニクを利かせたメニューを提供している。

イベント開始初日に早速足を運んだJタウンネット記者は、その中からイベント限定のメニューを3つチョイス。どれもニンニクの楽園にふさわしい、パンチ力のある品が揃っていた。

工夫をこらしたニンニク料理がずらり

初日には、イベントのイメージキャラクターを務めるお笑いコンビ「おかずクラブ」の2人がかけつけた。ゆいPさんはガーリックの天使「ガリエル」に、オカリナさんは同会場で行われる姉妹イベント「東京パクチーPARTY」(20〜24日開催)のキャラ「パクシー」に扮し、パワフルなメニューに負けない、勢いのあるポージングでアピールした。


おかずクラブ

イベントには10店舗が出展しており、それぞれがニンニクを使用した特徴的なメニューを提供している。


入口にはメニュー一覧の看板も

入場無料の食券制で、全品が800円、1000円、もしくは1200円で提供されている。

それらの中から筆者が選んだのは、千里眼の「自家製チャーシューガーリック揚」(800円)、キッチン男の晩ごはんの「天下無双チーズ唐あげ」(800円)、Alee Beach(アリー・ビーチ)の「ガリマヨモチコチキン」(800円)の3品。



どれも揚げ物になってしまったが、それぞれの店ならではの工夫が光るニンニク料理だった。

まず食べてみたのは、いわゆる「二郎系」のラーメン店、「千里眼」(目黒区など)の「自家製チャーシューガーリック揚」。じっくりと煮込まれ味がしみ込んだチャーシューを油で揚げ、ニンニクの風味を強化した品だ。


千里眼の「自家製チャーシューガーリック揚」

チャーシューからはストレートなニンニクの風味が伝わるのはもちろん、付け合せのもやしも妥協なしのニンニク味が染み込んでいる。

お店の方に取材したところ、千里眼が出展するもう1つのメニュー「ニンイクザンマイコレデモカ!!」(1000円)は、お店では4年に1度訪れる2月29日のニンニクの日にしか登場しない限定メニュー。1皿に対してニンニクを2房使っているという。

4年に1度しか食べられない品が特別に出されているということもあり、ファンは要チェックではないだろうか。

ジューシーさという観点からは、たっぷりとチーズがまぶされた、洋食店「キッチン男の晩ごはん」(杉並区など)の「天下無双チーズ揚」が一歩ぬきんでていた。


キッチン男の晩ごはん「天下無双チーズ揚」

から揚げは基本的にはお店で出しているものと同じだが、イベント用に漬け汁に入れるニンニクを増量しているということもあり、普段よりもニンニク強めだという。

6、8、12個入りから選ぶことができるのだが、「お腹いっぱい食べられるように」というお店の方針通り、ひとつひとつが大振りだ。それに加えて溶けたチーズがたっぷりとかかっているため、6個入りでもかなりのボリューム感がある。友人たちと来てシェアするならまずこれだろう。

3つ目はハワイ料理店「Alee Beach」(渋谷区)の「ガリマヨモチコチキン」。「モチコ」はそのまま「餅粉」で、ハワイに渡った日系人により地元の家庭料理として根付いた、ハワイ版から揚げとも言うべき料理だ。


Alee Beachの「ガリマヨモチコチキン」

普通のから揚げよりも衣に甘味があるのがモチコチキンの特徴だが、各所に仕込まれたニンニクの存在感は強かった。ガーリックパラダイス出展に際し、漬け汁、マヨネーズ、そしてトッピングの3段階でニンニクを多めに仕込んでいるため、様々な形に調理されたニンニクを存分に味わうことができる。

ザクザクに揚げられたニンニクチップスとモチコチキンの食感の差が面白く、添えられたレモンをかけることで酸味が追加され、より複雑な味わいを楽しめる。

いずれもニンニクの存在感が強い品だったが、周囲の人ももれなくニンニクのにおいを纏っているため、自身のにおいを気にせずに遠慮なく楽しめるというのもこのイベントの醍醐味なのかもしれない。

開催時間は、それぞれ11〜21時。