台風18号は非常に強い勢力で東シナ海を北上しています。眼がくっきりしており、発達している様子が分かります。3連休に列島を縦断する恐れがあり、警戒が必要です。


台風18号 暴風域を伴ったまま接近、上陸へ

非常に強い台風18号は現在、東シナ海を北よりに進んでいます。衛星画像で見ると、眼がくっきりしており、発達している様子が分かります。
15日(金)には次第に進路を東よりに変え、17日(日)には九州に接近または上陸する恐れがあります。東シナ海の海面水温は30度前後と高く、台風の勢力はあまり衰えずに「強い勢力」で「暴風域を伴ったまま」九州に近づく予想です。このため、九州では台風の接近に伴って、暴風が吹き荒れ、大荒れの天気となる恐れがあります。その後、予報円の中心を進めば、西日本を縦断し、日本海、東北、北海道へと進む予想で、3連休は日本列島は広く荒れた天気となる恐れがあります。
さらに、今回は秋雨前線の影響で、台風の接近前に九州から関東の太平洋側を中心に大雨となる恐れがあり、長引く雨にも警戒が必要です。
3連休で移動も多い時期ですが、交通機関への影響も懸念されますので、予定は無理のない範囲でなさって下さい。最新の台風情報とともに、大荒れの天気が予想される期間は自治体から出される避難情報などにも注意が必要です。