(CNN) ロシアのペスコフ大統領報道官は13日、発足直後のトランプ米政権に対しロシアが完全かつ即時の関係正常化を提案していたとする報道について、事実だと認めた。

「ロシア政府は組織として対話の再開や意見交換、解決策を両国で模索することを主張していた。だが残念なことに、それは一方通行だった」とペスコフ報道官は述べた。

この件を最初に報じたのはネットメディアのバズフィード・ニュースだ。バズフィードは、米国務省にロシア外交官が直接行った提案の概要を記した文書を入手したという。

米国務省のナウアート報道官はバズフィードの報道の内容について肯定も否定もせず、米政府もロシア政府も関係改善を目指している点では同じだと述べるにとどめた。

一方、あるロシア政府関係者はCNNに対し、バズフィードが報じた文書は本物だと述べた。

「ロシアが関係正常化にベストを尽くしていることを示すものとはいえ、文書が(トランプ)政権からリークされているのは残念だ」とこの政府関係者は述べた。

バズフィードによれば、この提案は米国に対し、外交・軍事・情報のすべての分野でロシアのウクライナ侵攻やシリアへの介入により断たれた交渉チャンネルを再構築することを呼びかけているという。

トランプ大統領は大統領選の期間中、ロシアとの協力強化を公約していたが、それとは裏腹に就任後の両国関係は悪化している。