中国・福建省福州で、飼育員が用意したバースデーケーキの匂いを嗅ぐ雌パンダの「巴斯(バス)」(2017年1月18日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】(更新、写真追加)中国で飼育されていた世界最高齢の雌のパンダ「巴斯(バス、Basi)」が死んだことが14日、分かった。37歳だった。人間の年齢に換算すると100歳を超えていたとされる。

 福建(Fujian)省福州(Fuzhou)の海峡パンダ研究交流センター(Straits Giant Panda Research and Exchange Center )によると、巴斯は13日朝に死んだという。中国の国営テレビは巴斯の死を動物園から生中継で伝えた。

 野生のパンダの平均寿命は約20年。飼育下の個体はそれより長生きだが、巴斯は飼育下にあるパンダとしても他に類を見ない長寿で、中国ではスター的存在だった。

 海峡パンダ研究交流センターによれば、巴斯はもともと野生だったが、4〜5歳頃に川に落ちたところを保護されて以来、同センターで飼育されてきた。救助された現場の中国南西部の谷にちなんで、巴斯と名付けられたという。

 巴斯は、1990年に中国で開催されたアジア競技大会(Asian Games)のマスコットキャラクター「盼盼(パンパン、Panpan)」のモデルになった。また、1987年には米カリフォルニア(California)州南部にあるサンディエゴ動物園(San Diego Zoo)に6か月貸与された。
【翻訳編集】AFPBB News