愛犬の散歩ついでに近所でお買い物。そんな時に愛犬をお店の外に繋いで待たせている方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際、ショッピングモールやスーパー、コンビニなど、お店の大小に関わらずに、繋がれた犬を見かけることがありますよね。静かにオスワリをして待っている子から、お店に向かって鳴き続けている子、他の犬へ吠えている子…犬の様子もさまざまです。

ちょっとだけなら、そんな気持ちで繋いでいる人がほとんどではないかと思いますが、お店の外に愛犬を繋いで待たせておくことにはたくさんの危険があります。

今回はそんな「愛犬をお店の外に繋いで待たせておくことの危険性」について、ご紹介します。

愛犬をお店の外に繋いで待たせておく危険性とは

犬が”危害を受ける”危険性

犬を目の届かない範囲に置くことで、犬を飼っている方が一番心配するのは、愛犬が「危害を受ける」危険性ではないでしょうか。

世の中、犬が好きな方ばかりではありません。愛犬家からしたら残念なことではありますが、どうしても犬が「嫌い」な人というのはいます。そんな方が繋がれている無防備な犬を見たらどう思うでしょうか。場合によっては、愛犬が叩く蹴るといった危害やいたずらを受ける可能性があります。

また、見知らぬ人や犬、車などに驚いてしまい、繋いでいた縄がほどけて事故にあうといった危険性も考えられます。愛犬を目の届かない範囲に置いておくということは、愛犬が傷ついてしまうような、あらゆるリスクと隣り合わせなのです。

犬が”危害を与える”危険性

1つ目では犬が危害を受ける危険性をお伝えしましたが、次に考えられるのが愛犬が「危害を与える」危険性です。

どんなにしつけがされている犬でも、飼い主さんがいない状況で不安になって攻撃的になる可能性があります。また、犬がいたずらをされて思わず噛みついたり、飛び掛かったりする危険性も大いにあり得ます。

また、犬が嫌いまでとはいかなくても、どうしても苦手だという人はたくさんいます。そんな人は犬が繋がれているだけでも恐怖心を抱きます。どんなに人懐っこくて、飼い主さんからしたら可愛い愛犬でも、他人からしたら怖い犬でしかないのです。直接的に犬が危害を加えていないとしても、公共の場であるお店の前に犬がいることで人を怯えさせてしまうのは、推奨されるべきことではないですよね。

”盗難”の危険性

時々ニュースで耳にすることがあるかもしれませんが、愛犬から目を離すことで「盗難」の可能性も高まります。実際、スーパーやコンビニにほんの少しの間だけ繋いでいただけで、戻ったらいなくなっていたという事件が発生しています。

連れ去りやすい小型犬や、人懐っこい犬の場合、簡単に連れ去られることが想像できると思います。私自身も、お店の前に繋がれた犬を見て、盗難にあわないかといつもハラハラして見ています。

連れ去られてしまった犬は危害を加えられる、もしくは別の人に飼われることが想像できますが、もし愛犬が連れ去られてしまったらと考えると、目の届かない範囲に愛犬を置き去りにすることには、やはり大きなリスクがありますよね。

待たされている犬を見つけた際には…

外で待たされている犬の中には、おとなしく待っている子もいますし、お店にいる飼い主さんに向かって鳴いている子もいますよね。そんな子たちを見ると、犬好きの皆さんはつい撫でたくなるのではないでしょうか。

しかし、飼い主さんの指示を聞いて静かに待っているとしても、見知らぬ人には攻撃的になる可能性があります。もしくは攻撃はしてこないとしても、犬に怖い思いをさせてしまうことも考えられます。

よっぽど人に慣れていたり、人が大好きな犬でない限り、飼い主さんがいないタイミングで触れるのは控えるようにしましょう。どうしても気になる場合は、飼い主さんが戻るまでそっと見守ってあげてみてはいかがでしょうか。

まとめ

どうしても愛犬を待たせなくてはならないケースが発生した場合は「ガラス張りで目の届く範囲であること」「危険が近づいた際にすぐに戻れること」といった条件が満たされている場合に限って、少しの時間だけ待たせておくことは可能かもしれません。

しかし、愛犬をお店の外に繋いで待たせておくことには、大きなリスクがあります。飼い主さんの判断一つで愛犬の運命も変わってきます。大げさと思われるかもしれませんが、犬を守れるのも傷つけられるのも、飼い主さんの行動にかかってくるのです。

私自身も愛犬と共にする一つ一つの行動に、リスクが潜んでいないかを考えてから行動するようにしていきたいと思います。