大和葛城山の自然と大和盆地の絶景が広がる、約6分の空の旅が魅力の葛城山ロープウェイ/大和葛城山

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大和葛城山は四季折々の植物が観察できる人気の山。山頂まではいくつかのルートがあるが、かつて役行者が修行したとされる櫛羅の滝を通るコースは2時間ほどで登頂できる人気ルート。大和盆地の絶景が楽しめる葛城山ロープウェイを使えば下山も楽々。9月中旬から10月中旬には金色のススキがハイカーを待っている。<※情報は関西の山登り&ハイキング(2017年7月28日発売号)より>

【写真を見る】高原を埋め尽くすように広がる金色のススキ/大和葛城山

■ <9:30スタート>大和葛城山 登山口

【大阪から大和葛城山 登山口へのアクセス】【電車】近鉄大阪阿部野橋駅より南大阪線吉野行急行で約30分、尺土駅で御所線に乗り換え約10分、近鉄御所駅より奈良交通バス葛城ロープウェイ前行約20分、終点からすぐ。<料金:910円(片道)>【車】南阪奈道路葛城ICより県道30号線を南へ、櫛羅交差点を右折し県道213号線を西へ。約6km、約20分。

葛城山ロープウェイ登山口駅から少し歩いた場所に大和葛城山の登山口がある。駅横には売店&みやげ物店も。

■ <12:00>大和葛城山頂

標高959mの大和葛城山の頂上がココ。開けた場所にあり、西側には大阪平野、東側には大和盆地の絶景が広がる。天気のいい日には六甲山系や関西国際空港まで望むことができる。視界を遮る木々もなく、大パノラマな景色が楽しめる。風が気持ちいい。

■ <12:30>葛城高原

山頂から南へすぐの場所に広がる高原。9月中旬から10月中旬にはススキが見ごろに。高原を埋め尽くすように広がる金色のススキが、風と共に揺らぐ様はまさに秋ならではの絶景。金色の高原をのんびりと散策しよう。

■ <14:30>葛城山ロープウェイ(葛城山上駅)

標高324mの葛城登山口駅から標高885mの葛城山上駅まで標高差561m、全長1421mを結ぶ葛城山ロープウェイ。大和葛城山の自然と大和盆地の絶景が広がる、約6分の空の旅が魅力。

葛城山ロープウェイの葛城山上駅。駅の屋上には展望広場もあり、大和盆地の大パノラマな景色が楽しめる。

■ <15:00ゴール>大和葛城山 登山口

葛城山ロープウェイ登山口駅から少し歩いた場所に、大和葛城山の登山口がある。

■ 季節の植物が見られる!

ツツジの名所としても有名な葛城山。5月ごろに山頂南側の斜面を真っ赤に染める。

8月ごろに山頂付近で見られるコオニユリ。鮮やかな花。

10月が見ごろのリンドウ。葛城高原南側で観察できる。

広葉樹の多い大和葛城山は、山のいたる所で紅葉が見られる。

■ハイキングDATA/標高:約959m 歩行距離:約3.9km 歩行時間:約2時間30分 トイレ:白樺食堂横など3か所 スーパー:御所駅西側にあり コンビニ:県道30号線沿いにあり

■ロープウェイDATA/料金:片道740円、往復1250円 乗車時間:約6分 運行時間:9:10〜17:00の1日16便(土曜・日曜。祝日は20便。※混雑時は臨時運行あり) 電話:0745-62-4341

■大和葛城山<住所:御所市櫛羅 電話:0745-62-3346(御所市観光協会) 駐車場:周辺の有料駐車場を利用>

■ 下山後のごほうび

「葛城高原 ラッテたかまつ」の新鮮なヨーグルトにフルーツがたっぷりの「ヨーグルトパフェ」(550円)。乳搾りやバター作りなどの酪農体験ができる牧場で、敷地内にある喫茶「夢ラッテ」では新鮮な牛乳を使ったソフト&アイスクリームなどのスイーツのほか、ピザなども味わえる。

■葛城高原 ラッテたかまつ<住所:葛城市山口278-3 電話:0745-62-3953 時間:10:00〜17:00、12〜3月は10:00〜16:00 休み:火曜、12〜3月は火曜・水曜 座席:約100席 駐車場:30台(無料)>

16年11月オープンの道の駅「道の駅 かつらぎ」の健康からだ食堂の「健康おばんざい定食」(810円/1日約100食限定)。葛城山のふもとに広がる館内では、地元の特産品や新鮮野菜などを販売。5軒の飲食店が並ぶフードコートでは手作りジェラートや郷土料理などが充実。

■道の駅 かつらぎ<住所:葛城市太田1257 電話:0745-48-1147 時間:農産物直売所8:30〜19:00、フォレストカフェ9:00〜18:00、健康からだ食堂11:00〜18:00 休み:なし 駐車場:145台(無料)>

※掲載している情報は、2017年7月28日時点のものです(※一部例外あり)。台風や大雨の影響により、掲載時点で一部区間が通行止めになっている場合があります。事前に登山ルートの状況を確認のうえでおでかけください。また、ルートの路面状況が変化しますので、軽装での登山はおやめください。【関西ウォーカー編集部】