メイン食材は、どちらもそのまま食べられる魚肉ソーセージと大和芋。仕上げは「青のり」と「カレーパウダー」を振りかけるだけ。1度の手間で2種類の違う味わいのつまみが出来上がります。この2種類の味、混ぜて食べても美味しい!今回は魚肉ソーセージを電子レンジ調理しましたが、フライパンでこんがり焼くとさらに香ばしく仕上がります。時間のある時はトライしてみて!

1回の手間で2つの味が楽しめちゃう。いい香りが食をそそります!

【魚ソと大和芋の和えもの 磯部とカレー】

材料(1〜2人分)
・魚肉ソーセージ 1本
・大和芋 70g
・料理酒 小さじ1
・サラダ油 小さじ1
・塩 少々
・青のり 少々
・カレーパウダー 少々

作り方

1・魚肉ソーセージは4等分に切ってから、縦半分に切り、さらに縦1/3に切る。大和芋は皮をむき、3〜5mmの棒状に切る。

魚肉ソーセージと大和芋の長さをおおよそ揃える。大和芋はやや細めに切る。

2・耐熱容器に1の魚肉ソーセージを入れ、料理酒とサラダ油を加えて軽く混ぜ、電子レンジで20秒ほど加熱する。一度取り出して全体を軽く混ぜ、さらに20秒、電子レンジにかける。

ふたやラップをしないで電子レンジにかける。

3・2に1の大和芋を加え、塩(2つまみ)を加えて混ぜる。皿に半量ずつ盛り付け、片方には青のり、もう一方にはカレーパウダーを振りかける。

Point.

3のステップで、大和芋+2つまみの塩が味を決める。



■賢人のまとめ
大和芋は“山のうなぎ″と称され、昔から滋養強壮や疲労回復の食材として知られています。なんと縄文時代から食べられ、平安時代には栽培も始まったとか。消化酵素のジアスターゼ(アミラーゼ)や、胃の粘膜を保護する働きのあるムチンが豊富に含まれます。ムチンは肝機能や腎機能を高めたり、ドライアイや目の疲れの改善にもつながるとされています。夏疲れした体に優しい大和芋、しっかり活用して。

■プロフィール

時短レシピの賢人 はまだふくこ

 

料理ユニット「エフ アッシュbis」主催。美味しいもの探求家。

フリーランスのライターとして、飲食、ホテル、旅などのカテゴリで積極的に取材・執筆も行い、その経験も活かしながら、カフェ風アレンジ、時短レシピ、ホームパーティーメニューなど幅広いレシピ提案を行っている。