黒カビに見えた衣類の汚れ、落とし方を専門家に聞いた!

写真拡大

先日「教えて!goo」「教えて!goo」で、「タオルに黒カビ発見!と思いきや実は……」という記事をリリースした。その中で、タオルに黒カビを発見と思いきやその正体はカビではなく、なんとただの汚れである確率が高いということが判明した。では、ただの汚れだった場合、どのように落とせばよいのだろうか。ライオンお洗濯マイスターの大貫和泉さんに話を聞いた。

■黒ズミ汚れを自力で落とす方法

早速、気になる黒ズミ汚れの落とし方を聞いてみた。

「毎日きちんと洗濯しているつもりなのに、いつの間にかくすんだり黒ずんだりしてしまうのがタオルやバスタオル、Tシャツ、肌着です。その原因の一つは、洗濯しても落としきれずに残ってしまった皮脂汚れです。皮脂汚れが酸化して黄ばみになり、さらにホコリなどがつくと黒ずみになります。また、洗濯中に一度落とした汚れが他の衣類などに付着する再汚染なども黒ずみの原因となります」(大貫さん)

なかなか厄介そうな汚れだが、どのように対処したらよいのだろう。

「黒ズミができてしまうと、落とすのがとても大変です。『毎日のお洗濯で汚れ残りゼロ』を目指してお洗濯することを心がけましょう。黒ズミを予防するお洗濯の方法として第1にあげられるのは『詰め込み洗い』をしないことです。洗濯物は洗濯機の容量の7割程度におさえましょう」(大貫さん)

「2つ目は、くすみ、黒ズミの原因となる皮脂汚れに効果の高い液体洗剤を使うことです。3つ目は、エリ、袖口の汚れ、タオルの手垢など、汚れの気になる部分には、液体洗剤を直接塗布してから洗濯機に入れましょう。洗剤の量は、塗布した分を差し引いた量を入れます。この3つのポイントをおさえ、汚れ残りゼロを目指しましょう。また、すでにできてしまったくすみや黒ズミは、洗剤と液体酸素系漂白剤を使った『つけおき洗い』で、しっかり落としましょう」(大貫さん)

まずは、いつものルーティンを適切に行うことが大切なようだ。

■つけおき洗いの方法

「つけおき洗い」はよく聞く言葉だが、実際はどうすればいいのか聞いてみた。

「洗濯槽や洗濯オケに、衣類がつかる程度の量で40℃くらいの『ぬるま湯』を用意します。その中に通常使用する1回分の『洗剤』と、適量の『液体酸素系漂白剤』を溶かします。衣類を入れて30分〜2時間くらい『つけおき』し、その後、つけおきした洗剤液と衣類を洗濯機に入れ、水と他の衣類を足し、通常通り一緒に洗います。つけおきする際には、洗濯表示をみて、酸素系漂白剤が使用可能かどうか、つけおきができるかを確認してから行ってください」(大貫さん)

もし黒ズミの発見が遅れても、これならリカバリーが可能かもしれない。

黒カビと思い、捨てるかどうか悩んでいる方はぜひ上記の方法を試してみてはいかがだろうか。

●専門家プロフィール:ライオン お洗濯マイスター 大貫 和泉
洗濯用洗剤などの製品開発・調査に約20年携わってきたライオンの研究員。消費生活アドバイザーでもあり、働く母親目線で、技術や研究に基づく選択情報をわかりやすく伝えている。

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)