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愛する者を失ったシーザーと、彼の抹殺をもくろむ人類との戦いがクライマックスを迎え、地球が“猿の惑星”へと向かう『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』。このほど、赤ちゃん猿だったシーザーが聖戦を戦うまで、これまでのシリーズを収めた特別映像がお披露目された。

高度な知能を得た猿たちの反乱、人類の文明崩壊、そして猿と人類の戦争という衝撃的なストーリーを描き、全世界震撼の大反響を呼んだ『猿の惑星』シリーズ。全米では、『創世記(ジェネシス)』『新世紀(ライジング)』に続いて、3作連続初登場第1位を達成。メディアからは「これだけのスケールのメジャー映画で本作以上に優れた作品はない」(Deadline)、「すべての猿たちがあまりにリアルなので、観客は彼らが猿であることをすぐに忘れてしまうだろう」(USA TODAY)といった声が相次いでいる。

そんな中、最初は赤ちゃん猿だった主人公シーザーがいかにして高度な知能を得て、聖戦を戦わなくてはならなくなったのかに迫った特別映像が到着。映像の冒頭では、『創世記』でアルツハイマー病を患う父親(ジョン・リスゴー)を持つ若き科学者ウィル(ジェームズ・フランコ)が、この病気を劇的に治癒する新薬の開発に没頭する様子が描かれる。その薬を投薬されたチンパンジーは脳が活性化し、並外れた知能を示していた。そのチンパンジーが産んだ赤ん坊のシーザーも母親の特殊な遺伝子を受け継ぎ、高い知能を発揮していく。


しかし、あるトラブルが原因で動物保護施設に収容されると、猿たちが人間に虐待されている残酷な現実を目の当たりにしたシーザーは、苦悩の末、仲間を率いて人類への反乱を実行した。シリーズを通してシーザーを演じ続けているアンディ・サーキスは、シーザーにとっては「常に、家族と自分の種を守るためのバランスをとることが問題だ」と語る。「より大きな全体像に対して、誰もが生き残れるように、人間と猿の間のバランスをとること。そういうプレッシャーを彼は感じていている」と、新薬開発という希望から始まった物語が戦いへと発展する中での、シーザーの苦悩に触れる。

この言葉を裏づけるように、続く『新世紀』でも、シーザーと生存者グループの穏健派マルコム(ジェイソン・クラーク)は和解の道を探るが、憎しみを抑えられない猿と人間側(ゲイリー・オールドマンら)の両陣営の対立は激化していった。『創世記』でほかの猿と一緒にされるまでは、自身を人間だと思っていたシーザー。「そのため、人間に対する敬意と、第一に自分の種を助けようという思いの間で揺れる葛藤に陥り、彼は自分の猿らしさを見つけなければならなかった。その後、彼は社会を、コミュニティを全力で築き、自分の種である猿を前進させる道を作ることに取り組んだ。前作で描かれたこの部分は、今回は、より大きな脅威のせいで、さらにレベルアップされている」と、アンディは過去作をふり返り、本作ではその葛藤もスケールアップされていることを明かす。

そして本作では、最愛の家族を失い、復讐の旅に出たシーザーと、彼の宿敵で軍隊を率いる大佐(ウディ・ハレルソン)との種の存亡をかけた、壮絶にしてエモーショナルな物語が展開する。さらに口のきけない謎めいた少女ノバ(アミア・ミラー)の出現、そして予期せぬ人類の退化により、この惑星の運命が大きく変わろうとしていくのだが…。

前作に引き続きメガホンをとったマット・リーヴス監督は、「この物語は、シーザーの内面と感情を強く押し出したレベルで見せるが、前2作とはちがうスケールの大きさを見せなくてはならないとも思っていた。なぜならこれは文明の始まりでもあるからだ」と、いよいよ地球が猿の惑星へと移行することをほのめかしている。猿にとっても人類にとっても、敗北は種の滅亡を意味する“聖なる戦い”、その歴史的瞬間がついに本作で明かされる。

『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』は10月13日(金)より全国にて公開。

(text:cinemacafe.net)

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