iPhone 8シリーズやiPhone Xに搭載されるAppleの新SoC「A11 Bionic」は、Geekbenchのベンチマーク結果からiPad Proの「A10X Fusion」はおろか、ノートPCのMacBook Proの「Intel Core i5-7360U」をも上回る、とんでもない性能を持つことが明らかになっています。

iphone10 - Geekbench Search - Geekbench Browser

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2017年9月13日にAppleが開催したSpecial Eventで「iPhone 8」や「iPhone X」が披露されると、さっそくGeekbenchに新型iPhoneのベンチマークスコアが上がり始めました。「iphone10」と検索して出てくる「iPhone X」の6コアSoC「A11 Bionic」のスコアは以下の通り。シングルコアスコアが「4204」、マルチコアスコアが「10165」となっています。



シングルコア性能の詳細な内容。



マルチコア性能の詳細な内容。



iPhone XのA11 BionicチップのGeekbenchのスコアがどれくらい凄いのかは、他の端末と比較すればよくわかります。前iPad Pro比で30%と大幅な性能アップを果たした6コアSoC「A10X Fusion」を搭載する「iPad Pro(2017)」のスコアは、シングルコアスコアが「3958」、マルチコアスコアが「9325」



SoC「Qualcomm Snapdragon 835」を搭載するAndroid端末の最高峰である「Samsung Galaxy S8+」は、シングルコアスコアが「2017」、マルチコアスコアが「6699」



そして、x86CPUの「Intel Core i5-7360U」を搭載するノートPC「MacBook Pro(2017)」はシングルコアスコアが「4474」、マルチコアスコアが「9490」であることから、iPhone XはマルチコアスコアでMacBook Pro以上の性能を持つという結果に。手の中に収まるスマートフォンが高性能ノートPCを上回る性能をたたき出すという驚きの結果となっています。



なお、MacBook Pro(2017)の「Core i7-7820HQ」は、シングルコアスコアが「4480」、マルチコアスコアが「15553」と頭一つ抜けています。



iPhone Xの性能を、前モデルiPhone 7やGoogle Pixelなどを含めて比較したグラフをiDownloadBlogが作成しています。



従来のAppleのAシリーズチップは、Android端末のハイエンドSoCと比較したときに「コア数が控えめでシングルコア性能が高い」という特徴がありましたが、6コアのA11 Bionicではマルチコア性能でも他のSoCを圧倒する性能をたたき出しているのが特徴的です。異なるプラットフォームのAndroid端末やモバイル端末ではないノートPCとの性能を正確に比較することは難しいとは言え、ことGeekbenchでのベンチマークスコアでは、iPhone 8/8 Plus/Xは、他の端末を寄せ付けない性能を持っているようです。