C・ロナウドがCL初陣で貫禄の2発! バー直撃弾は“最新技術”でノーゴール判定

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国内出場停止中のエースが爆発 3連覇狙うレアルがアポエルに快勝発進

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節が現地時間13日に行われ、昨季王者で前人未踏の3連覇を目指すレアル・マドリードは、アポエル相手に3-0の快勝劇を演じた。

 久々の公式戦出場となったFWクリスティアーノ・ロナウドが2得点を決めたが、ゴールラインテクノロジーによって1ゴールを阻まれたと、スペイン紙「マルカ」が報じている。

 8月13日のスペイン・スーパーカップ第1戦で退場処分後に主審を小突いたとして、国内の公式戦5試合の出場停止処分を受けたロナウドだが、その鬱憤を晴らすようなゴールマシンぶりをCL初陣で見せた。試合開始早々の前半12分、左サイドのFWギャレス・ベイルのグラウンダークロスに対し、一度はニアサイドに飛び込むような素振りを見せてからファーサイドに全力疾走。この動きでマーカーを幻惑すると、冷静に右足ダイレクトで流し込み先制点を奪った。

 勢いは止まらず、後半2分にもゴールへと迫った。今度は右サイドのDFダニエル・カルバハルの鋭いクロスに対してゴール前に飛び出し、左足ダイレクトで合わせる。完璧なタイミングの一撃はクロスバーに当たってゴールラインを割ったかと思われ、ロナウドも得点を猛アピールした。しかしゴールラインテクノロジーで判定した結果、わずかにボールがラインを割っておらず、得点として認定されなかった。

 クロスバー、そしてゴールラインテクノロジーの“正確な判定”によって得点を阻まれた形のロナウドだが、その4分後にレアルは幸運なハンド判定をもらい、PKをゲット。これをロナウドが冷静に決めて、この日2点目を奪った。

「彼がもっと幸運なら4点は取っていた」

 CL初戦から決定力の高さを見せたエースの働きぶりに、ジネディーヌ・ジダン監督も試合後の会見で「彼は世界でベストの選手だ。いつもチャンスの場所にいて、常に得点を取ってくれる。もし彼がもっと幸運だったら、4得点はしていただろう。我々はクリスティアーノが持っている能力を知っているからね」と褒め称えている。

 チームはリーグ戦、本拠地サンチャゴ・ベルナベウで2試合連続ドローと少々躓くシーズンの出だしとなった。それだけにエースの2ゴールは、チームを上昇気流に乗せるきっかけになりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images