サッカー欧州チャンピオンズリーグ、グループH第1節、トッテナム・ホットスパー対ボルシア・ドルトムント。チーム3点目のゴールを決めて喜ぶトッテナム・ホットスパーのハリー・ケイン(2017年9月13日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)は13日、グループリーグ第1節が各地で行われ、グループHではトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)がハリー・ケイン(Harry Kane)の2得点などでボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に3-1で勝利し「ウェンブリーの呪い」を打ち破った。

 本拠地ホワイト・ハート・レーン(White Hart Lane)の建て替えにともない、今季は国立競技場にあたるウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)でホームゲームを開催することになったトッテナムだが、昨季このスタジアムを使用したチャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)とイングランドFAカップ(FA Cup 2016-17)準決勝の両方で敗退し、ウェンブリーに良い思い出のないチームにとって、これは悪い知らせでしかなかった。

 そして迎えた今季、本拠地でチェルシー(Chelsea)に敗れ、続けてバーンリーFC(Burnley FC)に引き分けると、トッテナムにはウェンブリーの呪いがかかっているとの不穏なうわさがささやかれるようになった。

 それでも、ウェンブリーでの直近12試合で8敗していたチームは、ケインの決定力を武器に勝利を収め、仮の本拠地でようやく楽しい思い出になりそうな夜を過ごすことができた。

 孫興民(Heung Min Son、ソン・フンミン)の今季初ゴールで序盤に先制したトッテナムは、香川真司(Shinji Kagawa)のお膳立てからアンドリー・ヤルモレンコ(Andriy Yarmolenko)のファインゴールで同点に追いつかれたものの、ケインがすぐさま勝ち越しゴールを挙げると、後半にはダメ押しの自身2点目を奪取。9日のエバートン(Everton)戦に続いて2ゴールを挙げたケインが点取り屋の嗅覚を発揮して勝利を収めた。

 ヤン・フェルトンゲン(Jan Vertonghen)がマリオ・ゲッツェ(Mario Gotze)の顔を手ではたき、2枚目のイエローカードをもらって退場したのは唯一の誤算だったが、王者レアル・マドリード(Real Madrid)と同組という難しいグループに入ったトッテナムにとって、試合を支配してウェンブリーここ13戦で3勝目を挙げたことは、グループ突破に向けた自信になった。

 チームを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督は「どうしても勝ちたい試合だったから、とてもうれしい。後半はギアを上げ、非常に冷静にプレーできた。勝ち点3以上の価値がある勝利だ。チームは成熟してきている。ハリー・ケインは素晴らしかった」と話した。

 ドルトムントのピーター・ボス(Peter Bosz)監督は「決定的な場面で守備の組織が乱れたのは間違いない。4バックの裏のスペースをカバーできず、それが致命傷になった」と話した。
【翻訳編集】AFPBB News