【ワシントン=黒瀬悦成】米紙ウォールストリート・ジャーナル(12日付)は、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)系の武装勢力が影響力を拡大しているフィリピン南部ミンダナオ島に米国が高性能の武装無人偵察機MQ1Cグレーイーグルを派遣すると伝えた。

 武装勢力との戦闘で苦戦が目立つフィリピン政府軍に対して情報収集や警戒監視などの支援を行う。

 ミンダナオ島マラウイでは今年5月以降、ISに忠誠を誓うマウテなどの過激組織の構成員がモスク(イスラム教礼拝所)などに立てこもって政府軍と市街戦を展開。

 マラウイでの戦闘の長期化に伴い、ISがシリアに代わってフィリピンでの戦闘への参加を呼びかける動きが強まっているとの指摘も出ており、米軍は警戒を強めている。