戦前から戦中にかけ、旧日本海軍の連合艦隊旗艦だったことでも知られる戦艦「長門」の軍艦旗が、米ハワイ州ホノルル市にある「戦艦ミズーリ記念館」から、山本五十六連合艦隊司令長官の出身地、長岡市に寄贈されることが13日、分かった。

 軍艦旗は10月上旬に同市に贈られる予定。

 関係者によると、昨年12月に磯田達伸市長が真珠湾攻撃の日米合同追悼式に出席した際に、同記念館側から寄贈の申し出があったという。市は軍艦旗の保管場所について、同市の山本五十六記念館(同市呉服町)も候補に入れて検討している。今月下旬をめどに保管場所を決め、来月の寄贈を迎えたい考えだ。

 長門は戦前・戦中に「世界七大戦艦」の一つとして、日本の国民に親しまれた。先の大戦中は昭和16年の真珠湾攻撃や19年のレイテ沖海戦などでも活躍。終戦後は米軍に接収され、その際に軍艦旗は米兵に持ち去られたとみられている。

 21年に長門は核実験の標的艦として使われ、ビキニ環礁に沈められた。