アルメニア共和国で開かれる武道フェスティバルに「草野派糸東流拳法空手道会」の宗家会長、草野健治さん(48)=大津市竜が丘=が空手の指導者として招待され、参加することになった。

 14日から5日間、現地で指導にあたる。

 同会は、日本の空手の四大流派の一つとされる糸東流の一派。国内外で約2万人の門下生がいるという。

 そのトップに立つ草野さんは3歳で空手を始め、日本で数少ない7段の保有者。県空手道連盟の副会長や、国体の県代表監督も務めてきた。

 人口約310万人のアルメニアでは1万5千人以上の武道愛好家がいるといわれ、武道フェスが盛況に行われている。空手が2020年東京五輪の正式種目となったことを受け、全日本空手道連盟に指導者の派遣要請があり、草野さんも参加することになった。

 草野さんは高段者へのセミナーや、武道フェスに指導員として参加する。「空手は礼にはじまり礼に終わる。日本の歴史と文化を背景にもつ正しい空手道を伝えたい」と話している。