熊谷市と群馬県前橋市の総菜店で購入したポテトサラダなどを食べて腸管出血性大腸菌O157に感染した集団食中毒で、前橋市の店舗で売られていた総菜を食べた東京都内在住の女児(3)が死亡したことを受け、最初に感染が発覚した系列店「でりしゃす籠原店」(熊谷市)の利用者らからは「子供に食べさせられない」などと不安の声が聞かれた。

 週に3回は同店を利用するという無職、清水美喜子さん(69)は女児が死亡したというニュースを聞き、「本当にかわいそう。ここでも出ないといいけれど」と肩をすくめた。

 同店の隣にあるスイミングスクールに8歳と7歳の子供を通わせた帰りに、総菜を購入していたという主婦の松樹浩子さん(43)は「(O157感染発覚後)総菜を買わなくなったが、前橋の女の子の話を聞いて、より心配に感じる。子供に食べさせられない」と話した。

 また、2歳の息子を連れて来店した主婦の小池麻子さん(33)は「怖い。(死亡した女児が)食べていたのが全て火が通っていたというのもびっくり。早く原因を解明してほしい」と憤りを隠さなかった。