文京区は13日、生活困窮世帯を支援するため、学用品など高校入学時に必要な費用の一部を給付する制度を創設する案を発表した。

 今後、創設に必要な条例改正案などを区議会に提出する意向だという。

 今回の制度で給付の対象になるのは、区の就学援助費補助を受給している世帯(生活保護世帯を除く)約140人で、公立高60人、私立高80人を見込んでいる。支給額は私立高10万円、公立高6万円で、来年4月に高校へ入学する生徒から支給する。

 同区は他に、経済的に困難な世帯の中学生を対象に、学習塾授業料などを支援する事業も来年度から導入する方針。助成額は中学2年が年間5万円、中学3年が年間10万円。

 区は「子供の将来が生まれ育った環境に左右されないよう、世代を超えた貧困の連鎖とならないよう、積極的に施策を実施する」と話している。