リバプールとセビージャはドロー発進

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[9.13 欧州CLグループリーグ第1節 リバプール2-2セビージャ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は13日、グループリーグ第1節2日目を行い、E組はリバプール(イングランド)がホームでセビージャ(スペイン)と対戦し、2-2で引き分けた。第2節は26日に開催され、リバプールは敵地でスパルタク・モスクワ(ロシア)、セビージャはホームでマリボル(スロベニア)と対戦する。

 プレーオフを勝ち抜き、3シーズンぶりに欧州CLの舞台に帰ってきたリバプール。開幕3試合は負けなし(2勝1分)と好発進も、9日に行われたマンチェスター・シティ戦(0-5)で大敗。先発4人を入れ替え、そのシティ戦で一発退場となり、リーグ戦3試合出場停止となったMFサディオ・マネを中心に積極的な試合の入りを見せた。

 前半2分、MFモハメド・サラーが左サイドに展開し、マネがエリア内に迷わず仕掛けると、FWロベルト・フィルミーノが落としたボールをMFエムレ・カンが右足ミドル。シュートはGKの正面を突いたが、立て続けに相手ゴールに迫った。

 3年連続の欧州CL参戦となるセビージャは立ち上がりから攻め込まれたが、ワンチャンスを生かして先手を取った。前半5分、MFホアキン・コレアがMFエベル・バネガとのパス交換から左サイドを追い越してきたDFダニエウ・カリーソにスルーパス。カリーソが高速クロスを入れると、DFデヤン・ロブレンがクリアミスしたボールが流れ、FWウィサム・ベン・イェデルが右足で押し込んだ。

 1点を追うリバプールは攻勢を強めると、鮮やかな崩しから試合を振り出しに戻す。前半21分、MFジョーダン・ヘンダーソンとワンツーの形で抜け出したDFアルベルト・モレノがPA内左を素早く縦に仕掛けて折り返し、走り込んだフィルミーノが冷静に右足で流し込んだ。

 フィルミーノのCL初ゴールで1-1に追いついたリバプールは勢い止まらず、前半23分にも鋭いロングカウンターを発動。右サイドでカンがサラーとのパス交換から展開し、マネがタメをつくって左サイドにスルーパス。キャンがGKとの1対1から左足を振り抜いたが、決定的なシュートはわずかにゴール右に外れた。

 それでも猛攻は実り、前半37分、高い位置で相手からボールを奪い返したサラーが前を向き、PA右手前から左足を一閃。シュートはクリアを試みたDFシモン・ケアーに当たってコースが変わり、2-1と逆転に成功した。さらに前半41分、マネがDFガブリエル・メルカドのハンドを誘い、PKを獲得。キッカーはフィルミーノ。しかし、右足シュートは右ポストを叩いてしまい、3点目は奪えなかった。

 2-1で折り返した後半は一転、膠着した時間帯が続く。すると後半15分、セビージャはエドゥアルド・ベリッソ監督が遅延行為、非紳士的行為で退席処分になってしまう。リバプールはサラーやフィルミーノが空いたスペースを突いてミドルレンジからシュートを連発。後半23分にはFKの流れからMFジョルジニオ・ワイナルドゥムが右足ミドルで狙ったが、GKのファインセーブに阻まれた。

 セビージャは後半24分にFWルイス・ムリエルを投入すると、この交代策で流れを引き寄せる。直後の後半27分、左サイドのスローインの流れからムリエルがラストパスを届け、コレアが飛び出してきたGKを破って右足シュートをゴール右隅に突き刺した。

 2-2に追いつかれたリバプールは後半31分にMFコウチーニョを投入。負傷で出遅れ、今季公式戦初出場となったコウチーニョにはアンフィールドのファンから温かい拍手が送られた。次々に交代カードを切り、後半38分にFWダニエル・スターリッジ、後半44分にMFアレックス・オクスレード・チェンバレンを投入するがスコアは動かず、そのままタイムアップ。試合は2-2の引き分けに終わり、E組2強とみられる両チームはドロー発進となった。


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