(写真提供=カン・ミョンホ)キム・ジャヨン

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モデルのようなスレンダーなルックスと清廉な立ち振る舞いから“フィールドの妖精”とも呼ばれ、人気が高いキム・ジャヨン。

それは、KLPGA広報モデルの選出回数を見てもわかる。KLPGA広報モデルは人気と実力を兼ね備えた者だけが毎年10人ほど選ばれるが、キム・ジャヨンは2011年から2016年まで6年連続で選ばれている。

韓国女子ゴルファーたちのファッション感覚

特に美しくファッショナブルな姿を見せた2016年の広報写真は、「美しすぎる!!」として韓国のゴルフ・ファンはもちろん、メディアの間でも話題になった。
(参考記事:2016年KLPGA広報モデルたちのグラビア写真が公開!! 「美しすぎる」と絶賛の嵐!!

「KLPGA広報モデルの活動で印象的なのは、いろいろな衣装を着て撮影することです。韓服、イブニングドレス、ワンピースなど普段着用しているゴルフ・ウェアとは異なる衣類を身にまとうことは、私たち選手にとっても新鮮なこと。韓服やドレスなどを着るとしたら、結婚式ぐらいしかないじゃないですか?」

KLPGA広報モデルに関して尋ねるとそう答えたキム・ジャヨンだが、普段はあまりファッションには気を使わないらしい。

最近の韓国の女子ゴルファーの多くが見た目やさまざまな思惑もあって“ミニスカ”を好んで着用するが、キム・ジャヨンはゴルフ・ウェアに関してもこう語る。

「ゴルフ・ウェアを選ぶときにまずは重視するのは、“自分がプレーするときに楽か”、“プレーに支障がないか”ということ。その上で、今日はパンツ・スタイルで行くか、スカートで行くかを決めるのですが、私は主にスカートが多いですね。

ただ、露出が多かったり、必要以上にスカートの丈が短いものは避けます。度が過ぎると、よくないので(笑)」

「日韓ではファッションもメイクもちょっと違う」

そんなキム・ジャヨンの目に、日本の女子プロゴルファーたちはどう映るのだろうか。

実際に日本でもプレーした経験(2012年の「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント」に招待出場)や、韓国でテレビ中継される日本の女子ゴルフツアーを見た感想として、こんなことを言っていた。

「日本の女子プロたちのファッションは、韓国とはちょっと異なりますよね。日本の選手たちはハイソックスを着用している選手が多いですし、サンバイザーを被っている選手が多い印象です。

ファッションも違えば、日焼け止めやメイクの雰囲気も韓国とはちょっと違う。同じアジア人として似ているようで、どこか違うから面白いですよね」

たしかにその通りかもしれない。韓国の女子ゴルファーたちのファッションやメイクはどこか日本と異なる。

それどころか本欄でも紹介し韓国でも「ポスト アン・シネ」として呼び声が高い“次世代セクシーゴルファー”ユ・ヒョンジュなどは、ファッションもメイクも個性的だ。マインドも考え方もかなりオープンで、東洋的価値観よりも欧米的な価値観すら感じさせる。

ただ、日本文化への好奇心は旺盛で親近感を抱いている選手は多い。

以前、アン・シネに日本文化について尋ねたとき、「宇多田ヒカル」の名前が出てきた驚いたことがあるが、キム・ジャヨンの口からも思いがけない名詞が次々と飛び出した。

「日本の文化、特にアニメが大好きなんです。具体的には宮崎駿監督の作品。『崖の上のポニョ』は私の中でトップ3に入る作品ですね。

最近ですと、劇場まで足を運んで『君の名は。』も観ました。アニメの世界ですが、文化交流を通じて日本という国を知るきっかけにもなっていますよね」

もちろん、ゴルフでも日本との交流を経験している。

前出した通り、2012年の「サマンサタバサ」に招待出場しているが、それ以外でも忘れられない日本ゴルフとの交流が、キム・ジャヨンにはあるという。

「以前、シーズン前のキャンプで一緒に練習した日本人選手がいるんですよ。耼原えりか選手です。彼女とはキャンプ先で一緒になって、とても仲良くさせてもらいました。一緒に練習して、おしゃべりもして。

電話番号も交換し、その後もカカオトークなどで互いに連絡を取り合ったり…。最近はあまり連絡できていませんが、ぜひまた一緒にゴルフがしたいです」

そのためにも、またいつか日本でプレーする機会を得たいというキム・ジャヨン。

日本で韓国女子ゴルフといえばイ・ボミやキム・ハヌル、最近ではアン・シネが有名だが、韓国ではキム・ジャヨンも“美女ゴルファー”の代表格として知られている。

そんな彼女がいつの日か日本女子プロゴルフツアーのQTを通過すれば、またひとつ大きな話題になるだろう。日本では「韓国から新たな“美しき刺客”が参戦」と報じられるかもしれないし、韓国では「韓国の人気ゴルファー、またしても日本へ」と書かれるかもしれない。

はたして韓国では“フィールドの妖精”と呼ばれる彼女が、日本のフェアウェイに立つ姿はいつになるだろうか。(了)

(文=慎 武宏)