ペルーの首都リマで行われた国際オリンピック委員会(IOC)総会で、夏季五輪の開催地決定を伝えるカードを掲げるパリのアンヌ・イダルゴ市長(左)とロサンゼルスのエリック・ガルセッティ市長(右)。中央はIOCのトーマス・バッハ会長(2017年9月13日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】(更新)国際オリンピック委員会(IOC)は13日、夏季五輪の2024年大会を仏パリ(Paris)、2028年大会を米ロサンゼルス(Los Angeles)で開催することを正式に決定した。2大会の開催地同時決定は五輪史上初めて。

 両市で五輪を開催する案はすでに7月に内定していた。ペルーの首都リマ(Lima)で開かれたIOC総会での投票で同案が承認されると、会場からは大きな歓声が沸き起こった。

 2024年大会はパリにとって、100年ぶり3回目の五輪開催となる。ロサンゼルスは1932、84年の2大会を開催した経験があり、2028年大会は同市にとっても3回目。

 両市での五輪開催は、ハンブルク(Hamburg)、ローマ(Rome)、ブダペスト(Budapest)、ボストン(Boston)の各市が、市民の支持低下や開催費用に対する懸念を理由に2024年大会招致を断念したことを受けて提案された。

 IOCのトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長は昨年12月、2都市同時決定もあり得ることを初めて公言し、開催地選定の過程で「あまりに多くの敗者」が生まれたことへの憂慮を表明していた。

 2大会の開催地同時決定はドラマ性に欠ける結末となったが、これにより2016年大会のように投票をめぐるスキャンダルが生じる懸念はなくなった。
【翻訳編集】AFPBB News