小型犬は散歩しなくて良いって本当?

よく「小型犬は本当は散歩する必要ないんだよ」という話を耳にします。中には「お部屋を歩かせるだけでも、小型犬には運動になるんですよ」という話をする方もいらっしゃいます。

この小型犬は散歩しなくても良いという説は、人によって様々ですが、たしかに大型犬や中型犬に比べると、散歩の時間や回数は減らしても問題ありません。

また一軒家の場合は、廊下で走らせる事ができるというお家も多いため、そこで一緒に走って遊ぶだけでも、小型犬には良い運動になると言われています。

ここまで読んで、「家の中だけで運動になるなら、小型犬は散歩する必要はないのでは?」と思う方も多いでしょう。しかし、散歩は運動だけが目的ではありません。次に犬が散歩に行く理由をご紹介していきます。

散歩が必要な理由

ここまで小型犬は家の中を歩かせるだけでも、運動になるというお話をしました。しかし、犬の性格にもよりますが、多くの犬は散歩に行きたいという気持ちが強いです。小型犬を含め、犬にとって散歩が必要な理由とは何なのでしょう。

運動不足解消

まずは運動不足解消のためです。大型犬や中型犬の場合は、家の中だけでは運動不足になってしまいます。小型犬にも走ったり、運動する事が好きな子もいますので、そのような子の場合には「運動」として散歩に連れて行ってあげると喜びます。

運動が好きだけれど、散歩ではない形で運動させたいというのであれば、近年、様々な場所にドッグランができていますので、そちらに連れて行ってあげると良いでしょう。

ドッグラン内であれば、自由に走り回る事ができますし、中には小型犬専用のドッグランを設置している所もあるため、怪我させられてしまうという事態も防ぐ事ができます。

犬としての本能を満たす

そして犬が散歩を楽しみにしている大きな理由として、犬としての本能を満たすことができるという理由が挙げられます。

人間と家の中で暮らすようになっても野生本能は残っています。例えば匂いを嗅いだり、穴を掘ったり、雄ならばマーキングするというのも野生本能の一部です。

このような楽しみが散歩には詰まっているため、野生本能を見たし、さらにはストレス発散にもなるため、精神的にも健康を保つ事ができると言えるでしょう。

社会性を身に付ける

最近では犬と訪れる事のできる施設が多く誕生しています。ドッグランを始め、ペットショップの入っている施設やドッグカフェなども街中で頻繁に見かけます。

そのような場所に連れて行きたいと思う飼主さんも多いと思いますが、連れて行くためには最低限の躾ができている必要があります。

「躾は家の中だけでもできるでしょ?」と思う方もいるかもしれません。しかし、他の犬と出会った際に、犬社会における社交性が身に付いていないと、相手の犬に向かって吠え続けてしまったり、反対に恐怖感から臆病になり歩く事ができなくなってしまうなどの事態が起こる可能性があるのです。

この社交性を身に付けるためには、普段から外へ散歩に行き、他の犬と接する事が効果的です。他の犬との上手な距離の取り方を身に付けたり、興奮を抑える方法を身に付けるなど、家の中だけでは覚える事のできない躾ができるのです。

小型犬の散歩の目安は?

ここまで小型犬は散歩をしなくても良いのか、そして散歩が必要な理由についてご紹介させて頂きました。では、小型犬を散歩する場合、どのくらいの時間が最適なのでしょうか。

最初にもご紹介したとおり、小型犬の場合は室内で歩いたり、走ったりするだけでも運動になります。そのため、中型犬や大型犬に比べると、圧倒的に短い時間での散歩が適量となります。

小型犬に最適な散歩時間の目安として、約15分程度を基準に散歩してあげると良いと言われています。あまり長い時間、散歩してしまうと、体に負担をかけてしまう可能性がありますので、軽い散歩を心がけると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。小型犬は運動量で見ると、毎日散歩させる必要はないと言えます。しかし、社交性を身に付けたり、犬としての本能を満たしてあげる事でストレス解消に繋がるため、散歩に行くことで愛犬が楽しいと感じるのであれば、適度な散歩はする方が良いと言えるでしょう。

雨の日などに無理していく必要はありませんが、愛犬が散歩に行きたそうな仕草を見せたら、短い時間で良いので連れて行ってあげましょう。