浦和が大逆転で9年ぶり4強! 数的不利の川崎Fを大量4発撃破《ACL2017》

写真拡大

▽13日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第2戦の浦和レッズvs川崎フロンターレが埼玉スタジアム2002で行われ、4-1で浦和が勝利。この結果、2戦合計5-4で浦和が9年ぶりのベスト4進出を決めた。

▽第1戦で1-3の先勝を許した浦和は、9日に行われた明治安田生命J1リーグ第25節の柏レイソル戦から先発メンバーを2人変更。遠藤と出場停止の武藤に代えてマウリシオと負傷から復帰した柏木を起用した。

▽一方、クラブ史上初のベスト4進出に王手をかけている川崎Fは、9日に行われたJ1第25節の横浜F・マリノス戦と同様のベストメンバーをピッチに送り出した。

▽試合は、立ち上がりから2点差を追う浦和が積極的な入りを見せる。6分、右サイドでのパス回しからボックス右外のラファエル・シルバがボックス右に浮き球パスを供給。これに柏木が走り込むが、相手DFに対応された。

▽さらに、10分には高木が左サイドを抜け出すと、ボックス左手前からクロス。興梠がニアサイドに走り込んで頭で合わせるが、ゴール右へと外れてしまう。

▽ここまでホームの後押しを受ける浦和にやや押し込まれていた川崎Fだったが、一瞬の隙から先制点を奪う。19分、敵陣中央でボールを受けた中村がボックス右に浮き球のスルーパス。これに走り込んだエウシーニョが飛び出したGK西川よりも先に触れてかわし、そのままゴールに押し込んだ。

▽欲しかった先制点を逆に奪われてしまった浦和はその後、押し込まれる時間帯が続く。それでも35分、矢島が敵陣中央やや左まで持ち上がると、ディフェンスラインの裏にスルーパス。ボックス内に走り込んだ興梠がGKチョン・ソンリョンとの一対一を制した。

▽前半のうちに1点を返した浦和は、逆転突破へ機運高まる展開に。37分、川崎Fの車屋が興梠への浮き球のパスに対して足裏を見せたまま高く上げてしまい、一発退場となる。1人少なくなった川崎Fは中村に代えて田坂を投入し、車屋の抜けた左サイドバックを埋める。

▽数的有利になった浦和は前半終盤、ボックス内へ積極的に侵攻するも脅威を与えることができない。前半アディショナルタイムにはボックス右外からの高木のクロスをファーサイドで興梠が合わせたが、枠を捉えることができず、1-1で試合を折り返す。

▽後半に入ると、あと3点が必要な浦和が両サイドを駆使した揺さぶりで攻勢を強める。対する川崎Fも狙いどころを絞ったディフェンスで一歩も引かない。

▽後半の半ばに差し掛かると、浦和が波状攻撃を見せる。60分、ボックス手前のラファエル・シルバが右足でシュート。さらに61分、森脇の落としを柏木がボックス手前やや右から左足を振り抜くが、どちらもGKチョン・ソンリョンに対応される。さらに62分、高木からの左CKをボックス中央のマウリシオが頭で合わせたが、決め切ることができない。

▽攻勢を続ける浦和は63分、マウリシオに代えてズラタンを投入。すると68分、ボックス左外から中央へ切れ込んだ高木のピンポイントクロスを興梠がヘディングシュートを放つ。だが、これはGKチョン・ソンリョンの正面。それでも、70分には柏木の左CKを途中出場のズラタンが頭で押し込んだ。

▽1点奪えば延長戦に持ち込める浦和が守備を固める川崎Fを畳みかける。76分、ボックス左外でのパス回しから柏木がボックス内から落とすと、走り込んだ槙野が右足を振り抜く。低弾道なシュートがゴール左隅を捉えるが、これはGKチョン・ソンリョンにパンチングで逃げられる。

▽それでも、しぶとく攻撃を積み重ねる浦和は83分、駒井のパスを受けた柏木がボックス右にパス。これを受けたラファエル・シルバが右足を振り抜いてゴール左隅へと突き刺した。

▽2戦合計スコアをイーブンに持ち込んだ浦和。すると直後、ボックス手前でパスを受けた森脇がボックス中央やや左に浮き球のパスを送る。これに走り込んだ高木が左足で合わせると、GKチョン・ソンリョンの頭上を越えてゴールに吸い込まれた。

▽ついに逆転を許してしまった川崎Fは直後、小林に代えて森本を投入して攻勢を強める。対する浦和は興梠に代えて遠藤を投入し、守備固めに入った。

▽流れを変えたい川崎Fだったが、数的不利も響き、攻勢に転じることが出来ず。最後は浦和がボールを保持して試合終了。1stレグを1-3で敗れるも、4-1で逆転劇を見せた浦和が9年ぶりのベスト4進出を決めた。