高木が決勝ゴールを決め、浦和の選手たちが歓喜の雄叫びを上げる。(C) SOCCER DIGEST

写真拡大 (全2枚)

[ACL準々決勝2ndレグ]浦和 4-1 川崎/9月13日/埼玉

 浦和が2戦合計5‐4で川崎を下し、2008年以来9年ぶりのベスト4進出を決めた。

【ACL準々決勝PHOTO】浦和が4ゴールの大逆転で9年ぶりの準決勝進出!

 試合は19分、1stレグを3‐1でモノにしていた川崎が先制。中村憲剛からの絶妙なスルーパスに反応したエウシーニョがGK西川周作をかわして押し込んだ。川崎が合計スコア4-1とリードを広げる。

 一方、浦和もエースの興梠が輝きを放つ。35分、矢島からの鮮やかなスルーパスに反応し、ゴール右に流し込む。興梠の同点弾で1-1とし、2戦合計4-2とする。

 そして37分、試合の行方を左右するワンプレーが起こる。中盤のボールの奪い合いで川崎の車屋紳太郎の足が興梠の顔面に入ってしまう。このプレーに対し、主審は車屋に即座にレッドカードを突き付け、一発退場とする。川崎は前半にして、10人で戦う窮地に陥った。川崎は42分、中村憲剛を下げて田坂祐介を投入し、車屋が担当していた左サイドバックに起用した。

 前半を1-1で折り返し、後半に入ると浦和が猛攻を見せる。63分にはセンターバックのマウリシオに代えてFWのズラタンを投入。そして70分、浦和はそのズラタンがCKからヘディングシュートを決めて3-1、2戦合計4-3と1点差に追い上げる。

 勢いに乗る浦和は84分、ペナルティエリア内に進入したラファエル・シルバが鋭く右足を振り抜くと、シュートはゴールネットを揺らす。浦和が3-1とし、ついに2戦合計4-4に追いつく。

 追いついた浦和は、10人の川崎を相手に攻撃の手を緩めない。同点弾から1分後の85分、後方からのフィードを高木が左足ダイレクトボレー。鋭い縦回転の掛かったシュートは、GKチョン・ソンリョンの頭上を越え、ゴールネットを鮮やかに揺らす。浦和が4-1とし、2戦合計5-4と逆転に成功した。

 試合はこのままタイムアップ。一時は1-4と絶望的な差を付けられた浦和が、奇跡的な逆転勝利で9年ぶりにACL4強入りを決めた。浦和は準決勝で、フッキ、オスカールの現役ブラジル代表を擁する上海上港と対戦する。準決勝は9月27日、10月18日に行なわれる。