心配された長谷部の膝の状態は良好な模様。さっそく週末のゲームで復帰を果たすか。(C)Getty Images

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 コンディションは回復したものの、新たなライバルが台頭したようだ。
 
 アイントハラト・フランクフルトに所属する日本代表MF、長谷部誠。土曜日のブンデスリーガ3節、ボルシア・メンヘングラッドバッハ戦は膝の痛みが再発したため、ベンチ外となっていた。日本代表遠征での酷使が原因とも言われたが、一夜明けた日曜日のチーム練習では軽いランニングなどフルメニューを消化。オフを挟み、リバウンドが懸念された火曜日の練習でも元気なところを見せ、ニコ・コバチ監督らスタッフに完全復活をアピールした。
 
 フランクフルトの3バックをリベロとして統率し、そつのない動きを見せていた長谷部。その離脱は大きな痛手と考えられ、コバチ監督はボルシアMG戦を前に「代えが利かないリーダー」と頭を抱えていた。
 
 ところがチームは、見事に1-0の完封勝利。長谷部に代わって最終ラインに入ったのはメキシコ代表のカルロス・サルセド。しかし活躍したのは右CBに入った彼ではなく、長谷部の代役として右からリベロにスライドしていたアルゼンチン人の副主将、ダビド・アブラアムだ。
 
 専門誌の『Kicker』は「勝利の立役者でほぼパーフェクトな出来」と称え、最高点を付けた。地元紙の『Frankfurter Neus Press』は、「土曜日に抜群の機能性を示した3バックを指揮官がいじるだろうか」と疑問を投げかけ、暗に長谷部のスタメン落ちを示唆している。
 
 とはいえ長谷部は国内カップ戦ではボランチで出場しており、リベロでのスタメンがなくとも、中盤で起用される可能性が低くない。
 
 はたして、長谷部の膝の状態は本当に万全なのか。フランクフルトの次戦は9月16日土曜日、アウェーでのアウクスブルク戦だ。