リオネル・メッシがついにブッフォンの牙城を打ち崩した

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 これまで圧倒的な決定力で、数多くのゴールを決めてきたバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、ついに“カテナチオ”の守護神からキャリア初ゴールを奪った。

 メッシは欧州CLの舞台で2014-15シーズンの決勝、昨シーズンの準々決勝(ホーム&アウェー)と過去3度に渡ってユベントスの守護神GKジャンルイジ・ブッフォンと対戦してきたが、いずれも無得点に終わっていた。

 そんな中、12日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ初戦で、前半45分にFWルイス・スアレスとのワンツーから左足を振り抜いて先制点を奪取。4試合目にして世界最高GKの牙城を打ち崩した。スペイン『マルカ』によると、メッシがブッフォンから得点を奪うまで“315分”を要したという。

 さらにメッシは後半11分にMFイバン・ラキティッチの追加点を演出。同24分には、自らドリブルで運んでシュートコースを作り出して左足シュートでゴールネットを揺らし、3-0でバルセロナの快勝に大きく貢献した。

 クラブ公式サイトによると、エルネスト・バルベルデ監督は「この勝利は非常に重要なものだ。メッシがボールを持つと、我々にとって良いことが起きる感覚を常に与えてくれる。ハーフタイム寸前に決めたゴールが決定的だった」と殊勲のエースを称えた。


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