13日、米アップル社がスマートフォン「iPhone」の最新機種を発表したが、勝ち組になるのは韓国・サムスンかもしれない。資料写真。

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2017年9月13日、米アップル社がスマートフォン「iPhone」の最新機種を発表した。中国メディア・海外網が伝えた。

アップルの新製品発表会で、ティム・クック最高経営責任者(CEO)が発表したのはiPhoneXとiPhone8、iPhone8Plusの3機種。中でもiPhoneXは初代iPhone発売から10周年を記念する最上位モデルとなっており、価格は999ドル(約11万円)からと、これまでで最も高い価格に設定されている。

iPhoneXには、顔認証や有機ELパネル、拡張現実(AR)機能、無線充電機能など、多くの新技術が盛り込まれているが、この液晶パネルや処理性能の高いSoC、容量の大きいフラッシュメモリを採用したことでコストがかかり、価格が高くなったとみられている。

しかし、韓国メディアはiPhoneの最新モデルの価格が跳ね上がったのは部品供給に関するサムスンの発言権が高まったことが主な原因だと報じている。

アップルは複数のサプライヤーに発注を分散させているが、有機ELパネルはシェアの97%を握っているサムスンがアップルにとって唯一のサプライヤー。NAND型フラッシュメモリについても、サムスン以外のサプライヤーはSKハイニックスのみ。プリント基板はサムスンと韓国の中小企業が供給している。

なお、香港経済日報によると、アップルに部品を供給しているサプライヤーは世界700社余り。中国本土のサプライヤーは346社で最多だが、供給している部品は多くが他社製品と置き換え可能で、中国本土はサプライチェーンの末端にあるという。(翻訳・編集/岡田)