36歳となったエブラは、その大きな心でもって困っている人々へ手を差し伸べた。 (C) Getty Images

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 その慈善的な行動が大きな称賛の的となっている。日本代表DF酒井宏樹も所属するマルセイユのパトリス・エブラ(フランス代表DF)が、現地時間9月11日に自身のインスタグラムで“とある”動画を公開した。
 
 その動画の内容は、目立たぬように黒い帽子を目深にかぶり、サングラスをかけたエブラがマルセイユ市内を練り歩き、道端で物乞いをするホームレスの下へと歩み寄って、言葉をかけては、自らが用意した食べ物を手渡していくというものだ。
 
 さらに「love」というハッシュタグも付けられた動画の投稿に対して、エブラは次のコメントも付け足している。
 
「僕はマルセイユでの月曜日をただ楽しんでいる。悲しかったのは、わずか30分足らずで12人以上のホームレスを見かけたことだ。あなたは今日、何をしましたか? 誰かを助けましたか? あるいは誰かに不満を漏らして、誰かを非難しただけですか? 僕は神のご加護に感謝するだけ。ハッピーマンデー」
 
 2017年1月からマルセイユに所属するフランス代表は、これまでも様々なチャリティー活動を行なってきた。それだけに母国の街の現状に居ても立っても居られなくなったのだろう。
 
 そして、このエブラの行動にはファンも、「彼の行動は尊敬に値する」、「あなたの行動に光を見た。あなたは偉大な人間だ」、「素晴らしい働きだ」など手放しで賛辞を送っている。
 
 南フランスの美しい港町として知られるマルセイユだが、治安は決して良いとは言えず、市内にはギャングやエブラが紹介したようにホームレスが蔓延っているという。こうした状況を踏まえてエブラは思い切った行動に出て、人々に改善を訴えたのだ。今後もそのピッチ内外での行動に注目したい。