2017年9月8日、次のような写真付きのツイートが投稿され、話題となっている。

写真は「軽自動車 箱バン」と呼ばれる車が2台、左右に配置されている。左の車は側面の後部スライドドアの部分が白く表示されている。写真の上に、「市の公用車のうち、軽貨物車両の『車体」および『ホイールカバー』に掲載する広告を募集します」と記されている。

一方、右の車には、側面の後部スライドドアの部分に広告が掲載されている。よく見ると、「丸亀製麺」という文字が見える。「丸亀市が公用車の広告を募集した結果」というコメントも添えられている。どうやら「丸亀製麺」の広告のようだ。

このツイートには5000を超えるリツイートがあり、今も拡散している。

「配達車かな?」との声も

ツイッターにはさまざまな反応が寄せられている。

丸亀製麺の「配達車かな?」という人や、「何か『違うだろ〜』...、と思わざるを得ない」という人もいた。

丸亀製麺はトリドールホールディングス(兵庫県神戸市)が運営するうどん専門店。讃岐うどん風のイメージを演出してるが、香川県や丸亀市とは直接関係はない。全国に700店以上の店舗を展開しているが、香川県には高松市に2店あるのみだ。丸亀市にはまったくない。

そのため、丸亀市民は店名に複雑な思いを抱いているようで、「超気分悪いのが本音です」と言う出身者もいた。

一方、こんな意見もあった。

「おもっしょい(面白い)」と思う遊び心も持ってほしい、という丸亀市出身の投稿者もいた。

「店舗ないのに広告費を出してくれるなんて、ありがたい会社じゃないかw」という感想もあった。

そこでJタウンネット編集部は、丸亀市に電話して話を聞いてみることにした。

電話で答えてくれたのは、丸亀市役所総務部の公共施設管理課の担当者だった。

「公用車の車両広告の募集を始めたのは2012年ですから、今から5年前です。その時は8台が丸亀製麺でした」と担当者。なんと丸亀製麺の広告は5年前からあったのだ。「今年度は18台のうち、15台が丸亀製麺に決まりました」。

「広告の一部に『丸亀を応援します』という文字を入れることが必須条件となっています。募集要項に沿って応募された広告主について、審査の上、決定致しました」と担当者は付け加えた。


丸亀市役所外観(KishujiRapidさん撮影、Wikimedia Commonsより)