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Up!、欧州で難航 利益率と環境面で

フォルクスワーゲンUp!は、たとえばブラジルなど、その地域に合わせたセッティングをしたモデルが存在する場合に人気を誇ってきた。

いっぽうヨーロッパでは、じつはUp!の投入自体が挑戦だったという見方をハーバート・ディエスCEOは明らかにした。「要するに利益率の部分と環境面ですね」ディエスCEOの言葉だ。

「小型車の場合、CO2排出量を93〜95g/km以下にするためのコストが多くかかってしまうのです。Up!のサイズの小型車を売ることは、欧州ではすごくむずかしいのです」と付け加える。

Up!といえば、スコダも「シティゴ」という名前で兄弟車を市場に投入している。心配になったわれわれはスコダにも問いあわせてみた。

スコダも廃止の可能性? 捉え方の違い

スコダに問いあわせたところ、CEOのバーンハード・マイヤーは「特に廃止にするというような話はありません」と答えてくれた。

もう少し詳しいことを聞いてみたところ「すべてのクルマの販売期間が長ければ長いほどよいと思っています。それだけお客さまにお付き合いいただいているということですからね」

「また、シティゴはわが社のモデル群の『入り口』としての役割を担っています。それだけに、かんたんに廃止するわけにはいかないのです」

「むずかしい市場ではありますけれども、EV開発の進行も加味したうえで、まだまだ販売しつづけることになるでしょう」とのことであった。